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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その61 減価償却費と利益の関係  [2021年09月23日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
ある歯科医院のユニットが故障して350万円の新品ユニットを購入したとします。
 
購入年で見ると
・売上 1億円
・費用 7000万円(現在の減価償却費+50万円(定額法、購入ユニット分)を含む)
・利益 3000万円
 
しかし同じ350万円の設備投資でも法定耐用年数が5年の設備だと初年度の償却額は70万円で、
 
・売上 1億円
・費用 7020万円(現在の減価償却費+70万円(購入ユニット分)を含む)
・利益 2980万円
 
となるのです。
 
しかし、支出した金額は同じです。
 
 
 
多くの院長は損益計算書の利益がどれ位出たのかを見られるでしょう。
しかし、財務会計で出てくる利益は税金を計算する為のものであり、経営の実態を正しくは表してはいないのです。
 
 
 
そしてユニットの増設ではなく入れ替えの場合にはそれによる売上の増加は見込めないし、ユニットの購入価格によってユニット当たり生産性が変わる訳でもない。
※ユニットを買い替えるなということではありません。
 
 
 
 
歯科医院経営を戦略的に考えた場合、何に投資すれば収益構造を改善していけるのかを考えなければならない。
 
 
それは単純に儲けるという話ではなく、収益は生まないが歯科医療にとって必要な設備への投資を可能にする為です。
 
 
 
 
これから歯科医療にもデジタル化の波が訪れますが、時代を乗り越える為に必要な投資ができる院長は限られる。
 
歯科技工所がデジタル化によって苦しんでいる様に、歯科医院も必要な投資ができないことで顧客から選ばれなくなる可能性が高いのです。
 
 
 
 
投資は戦略的におこなうべきです。
 
収益を生む投資を優先することで収益を生まない投資もできるのです。
 
 
デジタル化の波に乗るのか乗らないのか?デジタル時代を乗り越える為にどんな戦略を立てるのかをお考えくださいね。
 
 
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