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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その58 生産性と歯科医療の質  [2021年09月20日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
最近は歯科医院でも生産性の話をよく聞くようになってきました。
 
保険診療では支払われる診療報酬が決められていますので歯科医療の進化にあわせて提供する歯科医療の質を上げれば残念ながら収益は悪化する。
 
 
そうであっても「医療」だからと、せっせと休日に技術研修に通われ質を向上させようとされる院長と開業医団体勤務時代から接してきました。
 
しかし、これから歯科医院の固定費負担が増えていく時代において、保険の補綴中心の医院収益だけで進化していく歯科医療に対応していくことは困難だと思うのです。
 
 
 
 
 
 
一方で生産性の向上に主に注力される院長もおられます。
歯科医師も歯科衛生士も一日に何枠診れて稼働率をどうやってさせれば良いのかを考え続ける。
 
しかし、それではチームメンバーの視点は「効率」に焦点化され、生産性は向上しても患者に満足な治療を提供できなくなっていくのです。
 
 
 
では、提供する保険の歯科医療の質を向上させながらも生産性の向上を実現させる境界線はどこなのか?
 
保険医療で提供するべき歯科医療の質の上限はどのあたりに設定すれば良いのか?
 
進化していく歯科医療のうち、どこから上を自費コンテンツで構築するのか?
 
院長として明確化するべき時期が迫っています。
 
 
 
 
そして、保険医療で提供できる歯科医療の質の上限を超えた部分を自費化したとしても患者を集められるのかは別問題です。
 
人は同じ商品を買うのならば人気のお店で購入しますし、独自商品は認知度を上げないと購入者が増えないのです。
 
 
 
医院ブランドによって扱える商品、売れる商品が違う。
 
昔に「10万円のメロンはどこで売れる?」とブログで書きました。
 
答えは銀座などのハイブランドな地域。
 
人は購入する商品の価値に相応しい場所とお店で商品を購入するのです。
 
 
 
院長が自費のコンテンツを導入しても結果に結びつけられないのは院内の質を向上させてブランド化できていないから。そして人が育っていないから。
 
患者の為ではなく医院の都合だけで自費治療を売り込めば患者は徐々に離れていくのです。逆に治療技術やオペレーション、動機づけの仕組みを磨いて医院の「格」を上げれば質の高い治療を自費で受けたいという患者が集まってくる。
 
 
そのことに気づかずに自費コンテンツを導入する院長が多すぎます。
 
 
 
 
日本でも残念ながら保険による治療だけでは口腔内の問題に対応しきれなくなっていく時代に入ります。
 
その事は医療従事者だけでなく患者も覚悟しておかなければならない・・・。
 
 
そんな時代に提供する歯科医療の質を向上させる為に院長はどんな経営方針を打ち出すのか?
 
その覚悟が問われているのです。
 
 
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