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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その137 型の領域と本質  [2021年12月22日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
これから歯科医療に求められる質は幅広く深いもの。
 
最近、そのことを強く感じています。
 
 
 
歯科医院の質を上げたいと院長が感じた時、まず初めに取り組むべきなのは「型」を覚えることです。
 
「守」「破」「離」から言っても最初は完成形に近いものをモデリングする方が近道。
 
 
 
しかしここで素直に真似をする院長と自分の考えをいれてしまう院長に分かれる。
 
そして1~10までを真似て効果がでるものを一部省いてしまう院長がいるのです。
 
当然、自分の考えを入れる院長も一部を省く院長も失敗します。
 
 
 
 
また、モデリングするコンテンツが今いるステージよりかなり上のものである場合も上手くいきません。
 
何故ならそのコンテンツの良さを活かすには使う側の能力が問われるからです。
 
型の外側だけ落とし込まれて中身の質が高くない歯科医院は医院見学をすればすぐに分かりますし結構多いと感じています。
 
 
 
 
先ずはご自分のステージに合ったコンテンツを徹底的に落とし込み磨いていくことが大切です。
 
また、コンテンツがスタッフの血肉になっていないのにトレーニングを打ち切って新しいコンテンツを落とし込もうとする院長がいますが、大体は落とし込みに失敗してしまう。
 
落とし込んだものがチームに定着して代々引き継がれていくのには時間がかかるのです。
 
 
 
「守」の原則を守り医院メンバーの常識になってきたら次は「破」のステージです。
 
個人の力を磨いてコンテンツの一部を進化させるのです。
 
 
 
当然、「破」のステージにはチームメンバーの個人力の高さが必要です。
「型」を破ってオリジナリティを加えるにはその魅力を表現するチームメンバーの個人力が高くなければいけない。
 
だからスタッフの特性に合わせて個人力を磨く手助けをする必要があるのです。
 
 
 
スタッフの個人力を高める場合には同じ役割を担う人を複数人育てます。
 
スタッフのライフイベントに対応する為に複数で育て医院力が一時的に低下するのを防ぎます。
 
また、次世代を担う存在を育てることも必要になってきます。
 
 
 
ただこういった取り組みは組織の規模と組織力の高さがなければ実行できません。
小さな歯科医院では元々様々な役割を担ってくれる人が少ないですし、適材適所をしたくても出来ないからです。
 
 
 
院長はどんな人材を育てどんなチームを作りたいのでしょうか?
 
それが明確になっていなければ採用戦略も育成計画も効果的にはならない。
 
そう思うのです。
 
 
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