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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その41 アポイントシステム構築  [2021年08月30日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営を成功させる為に大切なのはアポイントの取り方です。
 
アポイントの取り方一つで患者の医院への印象が変わっていくからです。
 
 
効率的に考えれば、
 
・短時間の治療枠で設定し
・枠にできるだけ詰め込む
 
方が予約数が増えて売上が上がると考えがちです。
 
 
 
 
しかし、短時間の治療枠で予約をいっぱい詰め込み過ぎると、
 
・治療単価が下がる
・中断患者が増える
・患者の待ち時間が増える
・クレームが増える
・健康観が低い患者が集まる
 
確率が高くなるのです。
 
 
 
 
一方、治療枠を長く取って余裕を持った予約を入れた場合には、
 
・コンサルの仕組みが確立されているか
・必要な患者が自費治療を受け入れるか
・院長や勤務ドクターの「治療技術」「診断力」「治療計画力」「治療説明力」が高く治療単価を上げられるか
・患者への寄り添い力のレベルは高いのか
・患者を定期管理に移行させることが出来るのか
 
が問われるのです。
 
 
 
高級ホテルは固定費に投資し良質なサービスを提供する代わりに料金が高く、格安ホテルは料金が安い分サービスの質を抑えるのと同じです。
 
 
残念ですが、国からもらえる診療報酬が抑えられている状況で医療サービスの質を上げ続けると経営的に行き詰ってしまう。
国が医療費抑制政策を続ける以上、保険診療で提供できる医療サービスの質には限界があるのです。
 
 
医療に格差をつけたくはない医療従事者の願いと国の政策との差が拡大しているのが日本の医療。
 
それでも院長が提供する保険診療の質を上げていきたいのならば、収益性を改善する対策を続けるしかないのです。
 
 
 
 
数を診て売上を上げるののか、数は減らすが治療単価を上げて売上を上げるのかでアポイントの入れ方が変わります。
 
 
とにかく、空いている枠に予約を入れたい。
 
経営者としての不安からそう考えられる心情は理解できます。
 
保険のう蝕治療においては効率化しないと受取る診療報酬との整合性が取れません。
 
しかし、同じ空間で自費治療の患者や定期管理の患者を診れば、その人たちも慌ただしい空気を味わうことになるのです。
 
 
 
 
アポイントシステムの構築方法によってスタッフの成長度も変わるし地域の評判も変わるし医院の未来も変わる。
 
単純に詰め込むだけでは駄目なのです。
 
 
 
 
しかし、アポイントシステムを戦略的に構築できる院長は少ない上に受付スタッフに丸投げしている医院も多い。
 
経営においてかなり重要度が高いのですが・・・。
 
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