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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その37 利益が残る売上規模  [2021年08月25日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営は基本的に固定費モデルですから、固定費をどう有効に使うかで生み出されるキャッシュが変わります。
 
そして患者を獲得できなくても固定費は出ていきますので固定費を賄い利益を生み出すことが何よりも重要なのです。
 
 
 
 
例えば算数では「5×5=25」なのですが、実際には答えが「20」の医院もあれば「28」の医院もある(収益構造)。
 
 
また「5×5=28」の医院であっても「10×10=85」となり「30×30=1200」となっていく(規模)。
 
つまり「収益構造」と「規模」によって歯科医院の収益性は変わるのです。
 
 
 
歯科医院では新しく固定費をかけても、それを収益に変えるまでには時間がかかり売上規模によって収益効率が悪い時期があるのです。
 
その時期を乗り越えて売上を伸ばせれば投資した固定費に見合った収益を生むようになるのですが、売上を伸ばせないと収益性が悪い医院のままで留まることになる。
 
だから院長は収益性が悪い売上規模ゾーンを早く抜け出すことを考えなければならないのです。
 
でも、実際には固定費を収益に変えることが出来ずに収益効率が悪いゾーンに留まっている院長が多いと感じています(ゾーンは収益モデルによって違う)。
 
 
 
 
「収益構造」と「規模」に関わってくるのが院長のお金の使い方です。
 
固定費モデルでは基本的にお金を使って顧客を増やし購入単価等を上げなければ残るお金は増えませんので、戦略上必要な対策に必要な量のお金を即座に使うことができるのかで決まる。
 
 
 
その戦略上必要な対策を間違える院長が多いんですよね。
 
 
歯科医院経営が掛け算である限り、収益を増やすには
 
①数
②単価
③頻度
④購入点数
⑤購入期間
 
を意識する必要があります。
 
 
 
補綴需要が減り続け、平均点数が低下している時代において、患者に不必要な治療を提案することなしに収益を増やす取り組みが欠かせないのです。
 
 
では、先生の医院の掛け算はどうなっているでしょうか?
 
固定費を最大限に活かせる売上規模ゾーンに入れているでしょうか?
 
先生の医院の収益モデルで最終的に目指すべき「規模」はどれ位でしょうか?
 
 
 
固定費負担が増えていく時代において、医院経営の掛け算を意識して改善していく。
 
とても大切だと思うのです。
 
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