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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その27 問題解決の2つの思考法  [2021年08月11日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営に関わらずどんな企業にも発生する組織内の問題。
 
なかなか解決する方法を見つけられないことも多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
歯科医院には発展していく過程で明確なステージがあります。
 
だから、ステージが上がれば新たな問題が必ず発生し院長は経営者としてその問題の解決に向き合うしかないのです。
 
ちなみに現状にとどまろうとしても問題は発生するので、経営者である限りは最高意思決定者として問題から逃げることは出来ないのです。
 
 
 
 
問題解決を効果的におこなうのには問題を分解して構造化すること。
 
つまりロジックツリーやマインドマップその他概念図を作成して、細かく分解した問題のうち解決し易いものから取り組むのですが、それに必要なコンセプチュアルスキルを身に着けている院長はまだまだ少ないと感じます。
 
 
院長の目の前に見える問題がとても大きく見え分解ができない場合には問題への不安によって解決の為の行動が取れなくなる。
 
不安が大きいほど回避行動を取れなくなるのは動物実験でも証明されています。
 
 
 
 
 
院長が院内の問題を解決したいのならば、まずは問題が解決された理想の状態(目的)を明確にする必要があります。
 
問題の原因を探す「原因志向」では問題を発生させた犯人(実は犯人でないことが多い)は捜せても問題が解決することはありません。
 
 
 
 
だから、理想の状態を明確にしてそこに到達する為に、段階的に設定した目標を達成する方法を考えるのです。
 
この思考法を「目的志向」といいます。
 
 
 
 
例えば売上目標を達成できていないとき、勤務ドクターや歯科衛生士の達成への意識が足りていないと感じる院長がいます。
 
すると、彼らの出来ていない部分に目がいきだしどんどんイライラしていくのです。
 
して、院長は指導すると称して院長に感情的に注意を始めて彼らのモチベーションを下げてしまい逆効果になる。
 
最悪の場合はメンバーの退職に繋がります。
 
 
 
この場合の院長はコントロールできない自分のマイナス感情を彼らにぶつけて一時的にスッキリしただけです。
 
 
むしろ、売上目標を達成する可能性は低くなってしまったのです。
 
 
 
 
目的志向では「現状に何を加えれば勤務ドクターや歯科衛生士は売上目標を達成できるのか?」「達成する為にサポートできることは何か?」と考えて対策を進めるのです。
 
 
目的を達成する為に何が必要かを考え、問題発生の原因ばかりを追いかけない。
 
それが歯科医院経営を成功させる為の秘訣です。
 
 
 
 
「原因志向」は思考の癖ですので、「目的志向」で考える癖をつけてくださいね。
 
 
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