おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私が日頃から意識しているのが経済の記事や本を読んでいてわからない言葉はメモを取り必ず調べるということ。
自分にとっての「未知」をコツコツと潰していくことで偏った視点で物事を見る弊害を少しは防げるからです。
人間は自分が好きなことについての知識は自然と増えていきますが、興味のない分野の知識は記憶に残しません。
結果、物事の解釈も一面的になってしまうのです。
そして、その一面的な解釈が問題の解決を遅らせたり悪化させていくことにも繋がる。
だから、偏った知識で思考することを防ぐ努力は必要なのです。
本を読んでいて気になった言葉も付箋に書き出して「ひらめきノート」に貼ります。
人間は記憶しても脳内の情報が引き出せなかったり情報と情報を結びつけることが出来なかったりしますので付箋に書き出したものを眺めることが有効なのです。
スマホやパソコンにアイデアや気づきをインプットされる方もいらっしゃるでしょうが私は並べ替えしたり外したりできる付箋が気に入っています。
そして、付箋のうちで実行しようと考えたものをスケジュール帳に貼るのです。
先生は本を読んだりセミナーに参加して「やってみたい」とその時に感じたことをどれだけ覚えているのでしょうか?
そしてどれだけ行動に移したでしょうか?
人はそれぞれのコンフォートゾーンにいてなかなかそこから出ようとしません。
やりたいことがあっても現状維持バイアスが働いて昨日と同じ今日を過ごしてしまうのです。
成功できる院長はそんな人間の特性を理解していて、アイデアを行動に移す為の工夫ができているのです。
いろいろな知識をインプットしてひらめきをノートに書き出し、予定表に移して実行していく。
結局はインプットをアプトプットすることを習慣化できているかどうかで歯科医院の成功と失敗は決まってくる。
さて、先生はどんな新たな試みをしますか?
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00