おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私は以前に歯科医院の受付は無くなっていく(自動化されていく)と書きましたが少しづつその方向に進んでいるなと感じます。
しかし、事務的作業が自動化されても本来受付スタッフが果たすべき役割が無くなる訳ではありません。
実際、受付に優秀な人材が一人入るだけで口コミが発生し、患者が増える現場を私は何回も見てきました。
だから、受付を無くすとは事務的作業を自動化して患者対応に比重を移すという事であり経費削減策ではないのです。
先日、ブログで書いた「どこを効率化してどこを充実させるのか」のメリハリをつける為に受付の事務作業は自動化することが大切。
しかし、治療室がバタバタしている医院ならば受付が患者にとっての救いになっており単に自動化するだけならば患者満足度を下げる結果にしかなりません。
院長がどこのポジションにどんな役割を求めるのかだと思います。
そして誰にその役割をお願いするのか。
受付に患者への寄り添い力を求める院長は多いと思いますが、
・受付は誰にも患者への寄り添い方を教わっていない
・会計やその他受付業務に追われて待合室に目がいかない
・受付業務や接客を苦手にする人が担当している
というのもあるあるです。
受付の自動化が進むと医院ごとの対応は分かれてくでしょうね。
もちろん、医院によっては自動化しないことを強みにもできる。
オンライン資格確認のスタートまであと2カ月。
歯科医院の申し込みも49.4%にまで増えました。
これから感染対策の為の非対面化や動線分離、院内デジタル化を歯科の院長がどう進めるのかが楽しみでもあります。
テーマ:業務改善
Posted at 05:00