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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その8 メインコンテンツ  [2021年07月20日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、先生の医院で一番収益性が高い治療コンテンツは何でしょうか?
 
売上ではないですよ、利益です。
 
 
 
 
例えば、一件の治療で40万円の売上があがる治療コンテンツを所有していたとしても、
 
 
・治療にかかる回数と手間
・人件費
・構築費と保守費(資格取得費と研修費、技術向上投資)
・必要設備導入費、維持費
・材料費、外注費、在庫コスト
・広告費
 
などのコストの負担割合が高く治療件数が例えば月2件と少ないのならば収益性は悪い。
 
 
逆に治療費が5万円の治療コンテンツで変動費が5千円、1ユニットの回転率が高いものがあれば40万円の治療コンテンツよりも収益性は高いのです。
 
 
 
 
 
 
ちなみに、歯科の院長はよく、
 
「10万円の自費コンテンツが月に15本出ていたとして、その価格を8万円に下げて20本以上出るようになれば収益が増える」
 
という計算をされますが大間違いです。
 
そういう間違った皮算用をして収益性を落とす歯科医院が多いことにガッカリしてしまうのです。
 
 
 
 
上記の院長は20本出る為の根拠として価格値下げを考えていますが、価格を下げれば本数が出るというのは幻想で根拠にはなり得ません。
 
そして値下げは利益をダイレクトに減らすことになるのです。 
 
 
 
 
例えば、患者に「10万円は高いので支払えません」と言われたから8万円に価格を下げても患者の購入量は増えない。
 
逆に8万円で購入する患者は10万円でも購入するのです。
 
 
 
 
上記のような間違った考え方をする院長はデジタル化時代において自分の首をドンドン絞めていきます。
 
デジタル化された技工物の地域相場が下がれば値下げをして医院の収益性を落としていくからです。
 
経営が上手くない院長はその値下げを医院のメインコンテンツでしてしまうのです。
 
 
 
 
先生の医院と患者、スタッフを守る為のキャッシュはどの治療コンテンツから生まれているのか?
 
そして、その治療コンテンツには未来はあるのか?先生の医院の収益性をさらに高めていくことは可能なのかをお考えください。
 
 
収益性が悪い治療が医院の柱になっているのなら収益性が高い治療に置き換えないとジリ貧になる。
 
そして新しい治療コンテンツを追加しても収益性を確保できないのならば経営の足かせになっていく。
 
 
 
 
 
院長は医院の収益構造を点検して収益性の改善に取り組むべきです。
 
そして、未来にも必要とされる収益性の高いメインコンテンツを見つけたら思い切って投資していく。
 
それがが経営者としての院長に必要な決断力なのです。
 
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