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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その5 地域連携と共生  [2021年07月15日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
 
これから歯科医院に求められる社会的な役割は多岐にわたっていきます。
 
その役割を果たすことができる歯科医院は診療報酬で優遇され、マンパワーが不足して課題に取り組めない医院は果実を受け取ることが出来なくなっていくのです。
 
 
 
 
 
 
歯科医院に求められる役割の一つが「地域連携」です。
 
「病診連携」や「診診連携」、介護施設や行政などとも連携しながら地域包括ケアにおける役割を果たしていくことが不可欠な時代に入るのです。
 
歯周病も糖尿病や認知症など多くの病気との関連が明確になり、国は各科が連携しながら生活習慣病を抑制して欲しいと考えている。
 
 
しかし多くの歯科医院ではマンパワーが不足し、歯科衛生士枠を十分に確保できていない場合が多い。
 
 
 
 
もちろん、マンパワー不足のまま継続管理と訪問や地域連携を同時に進めることは困難なのですが、かかりつけ歯科医院として地域連携に関わることを目指して取り組んでおかないと地域の拠点づくりに取り残されることになるのです。
 
 
 
 
「か強診」は取得したもののかかりつけ医療機関としての実態が伴っていない歯科医院が一定数ある。
 
しかし、国は設定したハードルを乗り越えられるレベルの高い歯科医院のみを残したいのであって、か強診を取得しても実態が伴っていない歯科医院はそのメンバーには選ばれないのです。
 
大きな歯科医院は着実に乗り越えているハードルも中小の歯科医院では資格は取得したもののなかなか実績を作れない。
 
ただ、院長がSPTや訪問で手間取っている間に次のハードルが迫ってきているのです。
 
 
 
 
国が設定するすべてのハードルを乗り越え、中距離走を走り切った歯科医院のみ名実ともに「かかりつけ医療機関」となれる。
 
だからマンパワー不足で取り組みが遅れても諦めずに走り切るしかないのです。
 
 
 
歯科の院長はフルイにかけられている事をもっと理解するべきだと思います。
 
いま、経営的に成立していても5年後には成立しなくなる可能性がある。
 
 
それが令和の時代の歯科医院経営環境なのです。
 
 
 
問題解決のヒントは「競合」⇒「共生」「連携」です。
 
地方行政も小規模自治体が連携する仕組みに変わってきていますし人材の派遣も進められている。
 
一医院では解決が困難な問題も地域の歯科医院がチームとなり役割を分担することで地域医療は守られると私は思うのです。
 
もちろん、チームに参加するかどうかは先生しだいですが・・・。
 
 
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