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◆歯科医院経営ブログ

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成功する歯科医院の院長に不可欠な能力 その20 勤務ドクター育成力  [2021年05月31日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
先生の医院には勤務ドクターはいますか?
 
いるとしたらどんなキャリアプランを一緒に描いているでしょうか?
 
 
 
殆どの歯科医院では院長一人から診療を開始しますが、院長の治療技術が向上してくると難しい症例を院長が担当し簡単な症例を担ってくれる存在が必要になります。
 
 
そして勤務ドクターの中で頭角を現してくる存在が出てくれば、そのドクターに院長がおこなっていた症例の一部を任せて経験を積ませることによって医院全体の「治療技術」を高めていくのです。
 
 
しかし、院長が勤務ドクターと一緒にキャリアプランを描くことができず勤務ドクターを成長させることができなければ難しい症例はいつまで経っても院長が担当することになり医院ブランドの強化ができないことにより勤務ドクターへの報酬が逆に足かせになっていきます。
 
 
 
 
 
何年いても年収の5倍以上を稼げない勤務ドクターは医院の戦力にはなり得ません。
 
そして患者が抱える問題を解決できていない。
 
その勤務ドクターは「治療技術」「診断力」「治療計画立案力」「治療提案力」が向上していないので結果的に売上に結びつかないのです。
 
 
 
 
 
院長は歯科医療の未来の為に、医院の未来の為に、本人の未来の為に「サラリーマン勤務ドクター」を作っては駄目です。
 
院長から与えられたアポイントを熟していれば給料がもらえる環境を作ってはいけないのです。
 
 
 
 
勤務ドクターが退職しない様に腫れ物に触るように扱う院長がいますが、そんなことをしても独立意欲の高い勤務ドクターは独立します。だから勤務ドクター全体を育てないと経営と歯科医療の足かせになる勤務ドクターしか残らないのです。
 
 
私は勤務ドクターと一緒にキャリアプランを描き、コーチングしながら彼らを成長に導くこともしていますが、みんなちゃんと「成長意欲」を持っているなと感じています。
 
 
だから院長は勤務ドクターとしてではなく歯科医療の未来の為に一人前の歯科医師を育てなくてはならないのです。
 
 
 
 
これから勤務ドクターを主役にできる歯科医院が発展します。
 
そして、開業する自信がないから勤務ドクターとして働く人の選択肢の一つとなるのではなく、大学時代から勤務ドクターとして働くことがステータスと噂される歯科医院を目指さなければならないのです。
 
 
 
 
彼らを院長の補助的存在にするから勤務ドクターが院内で輝かないという事実を知っていただきたい。
 
プロとして扱わないから成長しないし臨床での結果も出せない、だから稼げない勤務ドクターの巣窟となってしまう。
 
 
 
歯科医院は彼らの勉強の場でも研究の場でもなく患者を救う場所です。
 
最初は技術も診断力も治療計画立案力も治療提案力も低いのは仕方がありませんが、歯科医師としてコップが上を向いていない勤務ドクターには説教の一つもしてやる位の院長でなければ優秀な勤務ドクターは育たない。
 
 
スタッフは勤務ドクターの姿勢に不満があっても言えない、だから院長が勤務ドクターとちゃんと向き合っていくしかないのです。
 
 
これからは専門分野をもつ一流の勤務ドクターを育てようとする院長が上手くいく。
 
医院をブランド化できる。
 
 
 
そう感じています。
 
 
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