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◆歯科医院経営ブログ

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成功する歯科医院の院長に不可欠な能力 その17 診断力  [2021年05月27日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医師として必要とされる能力に「診断力」があります。
 
症例について学び臨床経験を増やしていくことで「診断力」は向上していく。
 
 
 
しかし、この「診断力」の分野には補助的にAIが入ってきます。
 
歯科医師が蓄積する情報量よりもAIが蓄積しディープラーニングによって構築する診断力の方が高くなるのかもしれません。
 
 
 
 
しかし、将来的に診断の領域にAIが入ってくるのは避けられないとしても、そこに頼りすぎて歯科医師の診断力が低下することは危険だと思うのです。
 
 
何故なら、AIには未知の分野は予測できないからです。
 
 
人間の脳に蓄えられた情報や知識は状況にあわせて結びつきます。
 
そして、その蓄えられた情報や知識は今までなかった結びつきをすることによってイノベーティブな発想が出来きる。
 
 
しかし、AIに依存し歯科医師の診断力が低下することが起これば医療の質が低下する危険性もあるのです。
 
 
 
 
 
また、診断は次のステップである「治療計画立案」と「治療説明」にも繋がっています。
 
 
つまり、歯科医師の診断力の低さは治療計画立案力の低さと治療説明力の低さにも繋がるのです。
 
もちろん、「治療技術」が伴わないと患者の問題を解決してあげることはできません。
 
 
 
 
そして、歯科医院経営の成功はドクターの診断力の高さと比例関係にある。
 
「歯冠修復及び欠損補綴」の平均点数は下がり続けていますし「医学管理料」や「処置」の点数は増えていますが補綴点数の低下をカバーすることができていません。
 
歯科の疾患はう蝕だけではありませんが院長は保険点数表にあるどれだけの種類の点数を算定できているのでしょうか。
 
 
これからの時代はドクターの診断力を磨き、「診断的治療」をおこないながら、患者の口腔内の問題や内科的疾患との関連で発生する様々な問題を解決するスキルがないとやっていけません。
 
その為には従来の歯科領域の知識だけでは駄目で、ドクターが知識の幅を広げないと正確な診断が出来なくなっていくのです。
 
 
 
 
そして治療をおこなうには他科との連携が必須の時代になっていきます。
 
対症療法から原因療法への視点の切り替えも必要でしょうね。
 
 
 
さて、先生はどんな分野の知識量と経験値を増やして診断力を高められますか?
 
 
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