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◆歯科医院経営ブログ

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成功する歯科医院の院長に不可欠な能力 その16 会計力  [2021年05月26日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、先生の歯科医院経営に必要な会計の知識はどの程度でしょうか?
 
あっ、会計の知識と言っても私が言っているのは財務会計の知識ではなく管理会計の知識のことです。
 
 
 
 
「ストラック図を使った勉強会に参加したことがある」という院長は多いかもしれません。
 
セミナーで「どうすれば利益が増えるでしょうか?」と質問されて売上を増やすことによって利益を増やす計画を立てられた院長もおられるかもしれません。
 
 
 
しかし、前にもブログで書きましたが「売上」と「利益」は連動していませんし、「利益=キャッシュ」ではありません。
 
だから売上の増やし方によっては「利益」や「キャッシュ」の割合が減ることになるのです。
 
だからストラック図を使って「売上が10%増えたら利益が〇%増えますか?」と質問されて計算することにはあまり意味はないのです。
 
 
 
ちなみに変動比率が高い医院と低い医院で約15%の差があります。
 
これだけで1000万円の売上に対して150万円の限界利益の差があるのです。
 
じゃあ、売上を増やしても変動比率を低く抑えるにはどうすれば良いのかを院長は知っているのか?ということなのです。
 
 
ご存じなければ一度、顧問の会計事務所に聞いてみてください。
※変動比率が少し高くても問題がない場合もあります。
 
 
これから、
・税金が増えていく
・社会保険料の雇用主負担が増えていく
・長期雇用によって人件費が増えていく
・人材採用費が増えていく
・デジタル化投資が増えていく
・国に求められる施設基準が更に上がる
・金属を使った保険のう蝕治療のコストが更に上昇する
・広告費が上昇する
・保険治療の平均単価が更に低下する
 
などが予想されます。
 
経営の体力がない歯科医院、また固定費の大きな歯科医院は注意が必要な時代に入るのです。
 
 
そんな時代に院長の会計力が弱いのは「真っ暗な山を懐中電灯なしで登るくらい危険」なのです。
 
 
 
 
 
 
先生が管理会計のプロになる必要はありませんが、会計の仕組みを把握して戦略を立てることは経営者としての院長に不可欠です。
 
会計の仕組みを理解している院長は設備投資によって飛躍しますし、会計の仕組みを理解できていない院長は設備投資によってジリ貧に追い込まれます。
 
 
「会計」は本当に奥深く私もまだまだ知識不足ですが、院長の会計力の低さには驚かされます。
 
 
 
 
ちなみに会計事務所も歯科医院の管理会計に強いところと財務会計しかできないところに分かれますので注意が必要です。
 
 
どちらにしても先生が理想とされる歯科医院を実現する為には会計力が不可欠!
 
 
そう思うのです。
 
 
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