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◆歯科医院経営ブログ

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成功する歯科医院の院長に不可欠な能力 その5  勤務ドクター育成   [2021年05月13日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
院長が歯科医院を大きくしていく段階で勤務ドクターの採用が必要になります。
 
しかし、この勤務ドクターの扱いが難しいのです。
 
 
 
当然、上昇志向の勤務ドクターは勉強会への参加にも熱心で患者への関りも積極的です。
 
でも、そんな勤務ドクターは開業してしまうことが多い。
 
 
 
 
開業する気はなくて臨床も一生懸命に取り組み経営面でも多大の貢献をしてくれる院長にとって理想の勤務ドクター・・・
 
でも現実には最初から意識が高い勤務志向のドクターは少ないので院長が育てなくてはならないのです。
 
 
 
 
だから院長には勤務ドクターの育成能力が不可欠です。
 
しかし、勤務ドクターがストレスの原因だと感じている院長は多い。
院長にとっては難しくない治療技術を教えているのに、なかなか身に着けられない勤務ドクターにイライラするのです。
 
 
もともと人間の再現化能力には差がありますので覚えるのが早いドクターと遅くて上達しないドクターがいる。
 
院長は手の遅い勤務ドクターにイライラして「何でそんなことも出来ないの」と思ってしまうのです。
 
 
 
何年たっても1列の予約しか熟せず自費治療はほとんどない勤務ドクターもいます。
 
そんな勤務ドクターには任せられる症例が少なく院長の診療の負担は減らないし、任せて問題を起こされるのが心配なので勤務ドクターは採用しているが簡単な治療以外は院長が走り回って対応している場合も多い。
 
 
 
こういう状態が続くことは誰にとっても良いことはありません。
 
結局、勤務ドクターには辞めてもらって院長ひとりになる医院もあるし勤務ドクターは複数いるものの戦力としては育っていない医院も多いのです。
 
 
 
 
こうなる原因は院長の経営者としての考え方にあります。
 
それは「勤務ドクターを増えていく予約数をこなす補助的戦力」だとしか考えていないからです。
 
 
人は何かの分野において主役でありたいと願っています。
 
信頼されて任せられると嬉しいし、患者から感謝の言葉をかけてもらえるとやる気がでる。
 
 
しかし、勤務先の歯科医院の主役は院長であり院長だけが主役の歯科医院になってしまっている場合も多い。
 
また、勤務ドクターが経営面にまで関われている歯科医院は少数だと思います。
 
 
 
そんな院長だけが主役の歯科医院では10年以上働く勤務ドクターは生まれないのです。
 
 
また勤務医が退職しない様に腫物のように扱っている医院もある。
しかし、その状態ではいつか勤務医が経営におけるネックになってしまう可能性が高いのです。
 
 
 
 
勤務ドクターが入れ替わる医院では臨床面でも経営面でも苦労が多い・・・。
 
 
そんな状態から抜け出すには院長の考え方を変えて勤務ドクターを主役にする仕組みを作らなければなりません。
 
 
主役になる部分がないと誰も輝けない。
 
 
では、先生の医院の勤務ドクターはどうやって輝かせますか?
 
 
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