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◆歯科医院経営ブログ

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成功する歯科医院の院長に不可欠な能力 その6  歯科衛生士採用力  [2021年05月14日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
ハッキリ言って長期管理時代には歯科衛生士が複数いない歯科医院の事業展開は苦しくなると感じています。
 
理由は補綴需要が減って他の歯科医療需要が増えていくからです。
 
・歯周病治療
・訪問歯科
・MFT、MRC、床矯正
・食指導(専門的には管理栄養士)
・オーラルフレイル対応
 
など幅広い歯科医療ニーズに対応するには国家資格である歯科衛生士がいないとドクターや診療スタッフだけでは無理があるのです。
 
 
 
また、経営面から見ても歯科衛生士枠の収益性は金属を使った保険のう蝕治療よりも高い。
 
これからは患者がう蝕や歯周病の治療から定期管理へと移行して、長期管理加算を算定できる患者がどれだけ増やせたかが大切になるのです。
 
だから医院の拡張性も必要になる。
 
 
 
 
そして何よりも歯科衛生士と長期管理に取り組むことで様々な症例を改善するノウハウが医院に蓄積し、歯周病治療の質を高めることが出来る。
 
 
 
 
歯科衛生士が不足すると様々な制限が出てきます。
 
その一つが「担当制にできない」こと。
 
担当制にできないと、
 
・長期症例が持てない(歯科衛生士として)
・歯科衛生士ごとの売上が低くなる
・患者との関係を構築できない
 
などのデメリットがあります。
 
 
 
このことが医院の歯科衛生士部門の質を向上させる上で、経営戦略において大きな壁となる。
 
 
 
 
私はクライアントの院長には色々な手段を使って歯科衛生士を採用しましょうとお願いしています。
 
それ位懸命に採用活動をしていても出産育児で離れる歯科衛生士がいるのでちょうど良いのです。
 
 
 
また、
 
「複数の歯科衛生士が生き生きと働く歯科医院に新卒や既卒の歯科衛生士は集まる」
 
私はこのことを実感しています。
 
衛生士学校の実習施設になっていても、紹介会社から採用しても医院の評判は歯科衛生士の間で拡散している。
 
だから院長は意欲の高い歯科衛生士が働きたいと思える歯科医院を作らなくてはいけないのです。
 
そして採用も含めて仕組化していく。
 
 
 
歯科衛生士採用は医院経営における重要な戦略です。
 
どれだけ採用できるのかで事業展開が左右されるのです。
 
 
 
 
いま、全力で歯科衛生士の採用に動き育てていくことで医院の未来は切り開ける。
 
 
そのうち医院によっては全力で募集しても応募がない時代になります。
 
その時に後悔しても遅いのです。
 
 
 
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