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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院を改善していく為のヒント その23 コレクター  [2021年04月29日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営で一番必要なのはドクターが得意とする治療技術を磨くことだと私は以前からブログで書いています。
 
そして、その治療技術を活かせるかはどれだけ臨床で使ったかで決まるのです。
 
 
しかし、勉強会に通い、治療技術を学んでも臨床であまり使わないドクターが一定数います。
 
私はその方々を「治療技術コレクター」と呼んでいます。
 
 
 
 
しかし、臨床家が臨床で使わない治療技術を身に着けていても誰もその技術を求めてやってはこない。
 
その治療技術は多くの患者を救える可能性があるのに・・・
 
「もったいないなぁ」と思います。
 
完璧主義の人に多いですね。
 
でも、満足できる技術レベルに達する日は一生こない。
 
 
 
 
これらのコレクターはどの分野にもいます。
 
 
例えば、「心理学」の分野でもいるのです。
 
例えば、アンガーマネジメントの講座には「私は心理学を勉強しています」と自信満々の顔をした参加者が一人くらいは来ます。
 
そして、専門的な質問を講師にして自分の知識の方が上であることを示そうとするのです。
 
 
 
これらの人は学ぶことが目的であり、自分の自尊感情を満たしたいだけ。
 
だから歯科医院経営では失敗する確率が高くなるのです。
 
 
 
 
 
先生はいかがでしょうか?
 
学んでこられた治療技術をどれくらい臨床で活かされているでしょうか?
 
学んだ治療技術を使って上手くいかないことがあってもまた勉強して、治療に活かすことを繰り返す。
 
そうすると治療技術で救える患者が少しづつ増えて、喜んだ患者が周りの人に話して拡がっていくのです。
 
 
 
「治療技術を磨いて困っている患者を救いたい」と思って学び始めたのなら、その治療技術を先生が持っている事を地域の困っている人たちに知らせて、来院する患者を救うのが使命だと思うのです。
 
 
 
 
また、その治療技術の価値を患者に伝え、技術に見合う治療費を患者からいただくことが出来ていますか?
 
 
ドクターが治療技術コレクターにならない為には、「治療技術を臨床で活かす⇒治療の質に見合う費用を患者からいただく」までをセットで実現する必要があります。
 
でないと、先生の治療技術で救える患者が先生の評判を聞いて集まってくることはないからです(ブランド化できないから)。
 
 
 
さあ、先生の治療技術で地域の患者を救ってあげてください。
 
 
先生にはそれだけの技術があるのですから。
 
 
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