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おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
先日、昔に購入していた筋トレの本を読み返してみました。
すると、急激に運動を始めて続かなくなるより毎日コツコツと継続していく方が体質を変えることが出来るので確実に痩せていくと書かれていました。
3カ月継続できると細胞がほとんど入れ替わり、身体が変化していくそうです。
食事制限などで急激に体重を落とすとリバウンドする可能性が高くなる。
体脂肪を減らす為には、
①バランスの取れた食事を決まった時間に取る
②規則正しい生活をする
③軽い運動を週に何回か加える
を3カ月以上続けるだけだと書かれている。
人はこんなシンプルなことが出来なくて騒いでいると本に書かれていました(笑)
歯科医院経営も同様です。
①患者の需要がある魅力的な商品を準備し
②患者に医院と商品の存在と魅力を知らせ
③患者から「かかりつけ医」として選ばれる為の仕組みをつくる
という3つを実践すれば、かならず患者で溢れる歯科医院になれるのです。
患者が増えていかないのなら必ず上記の3つの中に課題がある。
例えば今、先生の医院で患者に提供している治療やサービス(商品)の名称とそれぞれの魅力を書き出してみてください。
そして、患者が他の医院ではなく、わざわざ先生の医院にその商品を買いに来る理由を説明して欲しいのです。
多くの医院ではこの作業さえ出来ていません。
長年、そんなことをしなくてもう蝕治療の患者が押し寄せてきたからです。
わざわざ、商品を買いに来る魅力を準備できているのに患者が商品を買いに来ないなら、患者に認知される為の対策が間違っているのです。
広告だけではなく、口コミを生む仕掛けをつくらなければ地域の人達に魅力的な商品を認知させることは出来ませんし、その前に商品が魅力的でなければ口コミを発生させることは出来ないのです。
ここも歯科医院が苦手にしている対策ですよね。
そして同じ商品を買う為に患者が先生の医院に継続的に通いたいと感じだしたら「かかりつけ」への扉が開かれることになるのです。
じゃあ、先生の医院は上記の何が出来ていて何が出来ていないのでしょうか?
それさえ分からないのならば歯科医院経営を改善することはできません。
理想の歯科医院に近づく為には全員で医院の課題を見つけ改善をコツコツと続けていけるのかが大切です。
間違った筋トレと同じく急激に経営対策に目覚め、継続できずに止めてしまうのでは意味がありません(改革ブーム)。
そして、院長の経営改革ブームを繰り返すとスタッフが退職してしまうのです。
一度、スタッフに自分が働く医院を友達や家族に自慢したことがあるのかを聞いてみてください。
「無い」と言われても不機嫌にならないでくださいね。院長の器の小ささを見せることにしかなりませんので(笑)
「じゃあ、どんな歯科医院なら自慢したくなる?」と聞いてみましょう。
スタッフが周りに自慢したくなる医院をつくる事が大切だと思います。
課題を見つけて毎日1%の変化を続けられるのか?
それだけです。
「継続は力なり」ですよね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00