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◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

もし歯科医院がパン屋さんだとしたら・・・  [2020年09月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
昨日はニッチの会のセミナーでした。
セミナーをおこなっている時間は裏方の仕事に集中、二次会の懇談会で先生方とお話することができました。
 
 
ここで先生方とお話をさせていただくのが毎回の楽しみです。
院長の様々なお悩みにニッチの会のメンバーがアドバイスしたり、ご参加頂いている院長からアドバイスを頂いたり毎回学びがあります。
 
 
 
 
さて、若手の院長に限らず以前から私が気になっているのが新しい治療コンテンツの追加方法です。
 
患者さんの需要があるからと治療コンテンツを追加されてきたベテラン院長も多いと思いますが、その治療を求める患者はいまどれ位いるのでしょうか?
 
 
 
 
 
例えばパン屋さん。
 
①色々なパンを取り揃えているがどれも平均的にしか売れていないパン屋さん
 
②惣菜パンに力をいれていて、価格は少し高いけど目でも味でも楽しませてくれるパン屋さん
 
 
どちらのパン屋さんに遠くからお客が集まるでしょうか?
 
当然、②の方がお客を集められ口コミを発生させることができます。
 
 
 
 
しかし、歯科医院では①のタイプの方が多いのです。
 
それは何故なのか?
 
自分がブラさないと決めた柱がまだないからです。
 
「〇〇先生のところ、〇〇治療を始めたら患者が増えたらしいよ」で自分も始めたくなる・・・。
 
 
 
最終的に上手くいく院長は、他の院長が色々な治療コンテンツに手を出してもご自身の理念とは合わない治療コンテンツには手を出しません。
 
 
 
 
先ずはご自分が大切にされている柱を太く大きくすることに集中して、質と認知を高めることができれば他の柱を築いていくのです。
 
 
 
歯科医院経営で上手くいく為には「選択と集中」が不可欠なのです。
 
 
逆にある程度の経営規模になれば頭を打つのが、どの治療コンテンツや医療サービスも平均的で特徴がない歯科医院です。
 
平均的な歯科医院なので患者には遠くから通う理由が生まれません。
 
 
だから、診療圏が狭く人口減少が進みう蝕需要が減れば徐々に患者を減らすことになるのです。
 
 
 
大切なのは何に集中しひたすら磨くのかです。
 
周りの流行を追いかけていては医院は存在感を失うのです。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
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