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長期管理型歯科医院に移行できない院長の特徴  [2020年06月17日]
 
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歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
う蝕治療で来院した患者がなかなか歯周治療に移行しない、そしてなかなか継続来院にならない。
 
 
そうお悩みの院長は多いでしょう。
 
上記の問題を解決していく場合、二つの視点があります。
 
 
 
一つ目は「患者への動機づけシステム」です。
 
来院した患者をどう動機づけて継続管理にもっていくのか?
 
動機づけシステムの良し悪しで歯周治療への移行率も継続率も変わるのです。
 
 
 
二つ目の視点は「集める患者層」です。
 
例えば先生がパン屋さんだとして、いくら自慢のカレーパンをつくれると言っても「カレーパンは嫌い」という人に「美味しいですから一度食べてみてください」といっても「人気のカレーパン」は生まれないのです。
 
この場合には「カレーパン好きな人をどうやって集めるのか」という視点で考えなくてはいけません。
 
多くの歯科医院ではカレーパンが好きではない人がお客さんなのに自信があるからとカレーパンを勧めてしまう。
 
 
だから長期管理型歯科医院を目指すなら、歯の健康に興味があり、継続管理を喜ぶ患者層を集め先生の自慢の商品を勧める必要があるのです。
 
歯周治療への移行率や継続率が高い歯科医院では「その商品に価値を感じる患者層を集めている」のです。
 
 
 
 
失敗する院長の共通点は「〇〇も大切だけど〇〇も捨てがたい」という思考でしょうか?
 
 
医院の中に様々な価値が混在しているのにどれもが輝いてはいなくて、患者から見て「いったい何を得意としているの?」と思われてしまうのです。
 
医院の経費ばかり増えて収益性は悪い。「捨てる勇気」がないと言えます。
 
 
 
そんな医院は間違いなく長期管理型歯科医院にはなれません。
 
 
 
 
ソーシャルディスタンスによってリアルなコミュニケーションの難易度が高まる時代。
 
「長期管理をする為に患者との距離を縮めたいのに、三密になる為できない」というジレンマが院長を悩ませます。
 
 
 
では、三密を避けながら患者とのコミュニケーションをどうやって増やすのか?
 
そのことが院長にとって大きな課題となるのです。
 
解決のキーワードとなるのは「非対面コミュニケーション」の活用です。
 
リアルなコミュニケーションを重視しながら非対面化を推進できるのかが重要なのです。
 
 
そうそう、withコロナの時代にITを使って長期管理型を目指す為のヒントについて今週末に㈱ストランザ様のセミナーで私が話します(21日11時~)。無料のオンラインセミナーですし、質疑応答もありますので興味があればお申込みくださいね。
 
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