歯科医院経営コーチの森脇康博です。
最近、ブログを書きたいと思える日が増えています。
以前は「歯科医院経営が大変な状況だから経営のヒントを毎日発信しなくては・・・」という使命感で書いていました。
でも正直仕事で疲れた時や話題が出てこない日には書きたくない。
ところが今年から日曜日を除く毎日更新をやめて凄く楽になった。
そしてしばらく経つと「ブログを書きたいな」と思える日が増えてきた。
その時ハッと気づいた。
「have to」が「want to」に変わった瞬間だと。
コーチングを学ぶ人なら知っていることですが、「やらなくてはならない」が「やりたい」に変わるには切換えのスイッチを見つけることが不可欠です。
そして私のブログの場合のスイッチは「毎日書かなくては・・・」というプレッシャーを取り払う事だったのです。
先生がいま「やらなくてはならない」を沢山抱えているなら、それを「やりたい」に変えるスイッチがどこかにあるはずです。
それは「自分しか出来ない」を「自分以外の人でもできるかも」という考え方に変えることかもしれませんし、「一緒に考えてくれる人を増やす」かもしれません。
「止めると周りの人は何て言うだろう」
「止めて結果がでなくなったらどうしよう」
真摯に歯科医療に取組む院長ほどそう考える傾向があります。
でも、止めても影響がでないことも多いのです。
「誰かが頑張る分、誰かが頑張らない」
有名なリンゲルマン効果です。
たとえば行動的で優秀なチーフの下では次世代は育ちにくいのです。
自分のいまの環境を変える為に「自分の中にある常識」を疑ってみる。
「やらなければならない」を一度止めてみて様子を見る。
それも必要かもしれません。
頼れる人がいなくなると他のメンバーが頑張るのです。
足し算だけでなく引き算も必要。
「お願い上手になる」
それが組織成長のために院長が身につけるべきスキルなのです。
※ブログは不定期のままです(笑)。書きたい時にしか書かないので、それでも良ければお読みいただけると嬉しいです。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00