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◆歯科医院経営ブログ

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院長が自分の役割を採点するとしたら何点?  [2019年11月07日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、突然ですが客観的にご自分の役割を採点してみてください。
 
 
 
スタッフに関しての採点はすぐにできますよね。
 
でも、院長としての役割についてはどうでしょうか?
 
日頃、ご自分が採点される機会は少ないと思います(治療技術の師匠は除く)。
ましてや院内のスタッフから評価されることはないのです(360度評価を導入する院長は増えていますが・・・)。
 
 
経営者は誰からも叱られないので自分で自分を多面的に評価することが必要なのです。
 
 
では、簡易的な自己評価項目です。
 
・歯科医師としての姿勢  /100点
・治療技術        /100点
・リーダーシップ     /100点
(巻込み力)
・行動力         /100点
・人間力         /100点
・会話力、傾聴力     /100点
・成長意欲        /100点
・協調性         /100点
・ネットワーク構築力(人)/100点
・楽観性         /100点
・人を許す力       /100点
・感情コントロール力   /100点
・発想力、アイデア    /100点
・計画性         /100点
・デジタル活用力     /100点
・睡眠、生活リズム    /100点
・ホスピタリティ     /100点
・経営者としての資質   /100点
・経営での成果      /100点
・患者からの信頼     /100点
・スタッフからの信頼   /100点
 
 
さて、自己評価は如何でしたか?
 
勇気があればスタッフにも採点してもらうことをお勧め致します(評価によって心が折れたりイライラする人にはお勧めしません)。
 
 
 
すべてにおいて高得点の院長は存在しませんので、ご自分が得意にされていることをどれだけ磨いていくのかが大切だと思います。
 
 
 
スタッフもそうですが、診断をして改善点や目標が見えても、それを行動に繋げられる人は少ないのです。
 
年末に「一年を振り返って」と話し合い、来年の目標を各自が書いて貼りだす医院があります。そのことが悪い訳ではないのですが、目標を具体的に達成していくアクションプランがないことが多い。
 
 
 
だから、院長も自己診断しながらアクションプランを作成して欲しいのです。
 
 
そして、それをやり切ると宣言する。
 
 
 
 
よく、面談で「自分は継続するのが苦手で・・・」というスタッフがいます。
 
それに対して私は「それは、どうしても達成したいことですか?」と尋ねます。
 
スタッフが「はい」と答えると私はこう言うのです。
 
 
「簡単なことです。まず、毎日何を続けるのかを周りに宣言し、”もし実行できていない日があれば、仲間ひとりあたり3000円づつ支払います”と伝えてください」と・・・。
 
 
 
こう言うとスタッフは苦笑いをします。
 
 
実は「実現したい」と思うことの殆どは、「今の環境を変えてストレスがあっても実現したい」ことではないのです。
 
 
 
結局、その程度の志でしかない。
 
 
 
 
人は昨日の自分を繰り返す。
 
 
そこから抜け出せるのは自分しかいません。
 
 
 
 
 
 
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