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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が考えるべき経営問題 その5 定期管理型歯科医院  [2019年10月07日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科に関わる多くの先人の努力により若年層のう蝕率は大幅に低下しています。
 
 
しかし、それに代わる大きな問題が出てきている。
 
それは、
 
歯周病(生活習慣病などとの関連)
病院や施設における歯科医科連携(周術期など)
オーラルフレイル
誤嚥性肺炎
小児の口腔機能発達不全
在宅医療
欠損
 
などです。
 
これらの問題を根本的に解決していくには、子どもの出産前から墓場まで健康を継続的に管理し維持していく仕組みが必要になる。
 
 
 
それが「定期管理」という考え。
 
しかし、この定期管理を歯科医院に導入するのには大変な苦労が必要です。
(医院によりますが・・・)
 
何故なら多くの国民は「健康を守る為に歯科医院で定期管理を受ける」という価値観を持っていないからです。
 
 
 
少しづつ増えている「定期管理」という健康観を持っている患者を集めている歯科医院と集められない歯科医院。
 
 
双方は何が違うのでしょうか?
※院内の仕組みを見れば一目瞭然ですが。
 
 
メンテナンス患者を多く集めている歯科医院でも、スタッフが「定期管理」という言葉の意味を正しく理解した行動を取るのには時間がかかります。
 
「パスをつないで何が何でも患者をGOALに導く」ことがチームメンバーの腹に落ちるには、話し合いも必要ですしオペレーションやコミュニケーションシステムをブラッシュアップしていくことが欠かせない。
 
 
 
メンテナンスから定期管理へ
 
う蝕を減らす取組みと同じように社会に浸透するには時間がかかるでしょう。
 
でも遣り甲斐がある仕事でもあります。
 
 
 
ここで質問です。
 
・う蝕治療で来院した歯周病の患者にリスクを説明できていますか?
・メンナンス移行率を高める為に何をしていますか?
・急患3人と定期来院患者1人、どっちを大切にしますか?
・その前にメンテナンスに移行させる仕組みはありますか?
・メンテナンスに移行する患者と移行しない患者の違いがわかりますか?
・メンテナンス移行率は測定していますか?その数値は増えているでしょうか?
・メンテナンス患者は何が良くて定期的に通ってくるのでしょうか?
・衛生士はメンテナンスから離脱した患者に気づいていますか?
・勤務ドクターは歯周治療の必要性も患者に伝えている?
・衛生士が患者の離脱に気づいているならその患者にどういう対応をするのでしょうか?
・患者に”定期管理”という言葉をすり込むために何をしていますか?
・その前に”定期管理とは?”と聞かれてスタッフは即答できますか?
・定期管理患者が満足する院内システムとは?
・定期管理に価値を感じる患者はどこにいてどうやって集めれば良いの?
・20歳のメンテナンス患者はどうすれば80歳まで歯科医院に通う?
・定期管理型歯科医院の理想的な収益構造とは?
・施術時間は何分?で報酬はいくら?
・担当衛生士の1カ月の売上をいくらで計算する?
・担当衛生士の個人力の差を埋める仕組みはある?
・定期管理型医院のマーケティングとは?
・他の歯科医院ではなく先生の医院を患者が選ぶ理由は何?
・ズバリ、メインターゲットは誰?
・メインターゲットにとって居心地の良い歯科医院とは?
 
 
考えて行動に結びつけてくださいね。
 
 
 
 
 
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