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歯科の院長が夏休みにやっておくべき診療報酬改定対策  [2019年08月13日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
院長の夏休みの宿題、それは「前半の総括と後半の対策」です。
 
特に来年の診療報酬改定を見据えてどう動くのかは重要です。
 
 
 
 
注目はやはり「か強診の施設基準」がどう変わるのか?そして、今後さらなる施設基準の変更があるのか、という点です。
 
もうすでに「か強診の施設基準は追わない」という院長が増えている様です。国もすべての歯科医院が施設基準を越えられるとは思っていませんので、どうされるのかは自己責任だと思います。
 
訪問診療は居宅の需要に供給が追いついていませんので、何らかの変更はあるでしょう。
 
 
もう一つの注目点は「デジタル化」でしょうか。あとは・・・
 
 
 
 
令和2年の歯科診療報酬改定の情報はチラチラと耳には入りますが、いまのところ憶測の範囲だと思います。
 
最終的には歯科関連メーカーの政治力もありますので、細かい点数については、9月から始まる世代別医療需要への対策の検討(第二ラウンド)で改定の方向性が決まっていく。
 
 
 
あとは「改定率」ですね。これがプラスで確保できないと話になりません。
歯科医療への期待が高まっていますので、前年よりもプラスになる様な気もするのですが・・・。政治力次第なので見えてくるのは11月頃でしょうか。
 
 
 
院長は改定に向けて戦略と戦術を整理しておく必要があります。
医療改革の方向性は明確に示されていますので、来春の改定の結果を待つと対応が遅れてしまいます。
 
国が設定するハードルが見えてから越えようとするのでは手遅れなのです。
 
だから後半戦で取り組む対策を頭の中で整理しておく。
 
 
 
しっかりと時間を取るより、ボーっと自然を眺めながら思考する方が良いアイデアが浮かぶと思います。
 
 
ただし、台風にはくれぐれもお気をつけくださいね。
 
 
 
 
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