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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長は医院の収益構造を確認してみる  [2019年07月03日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
経営コーチとして歯科医院に関わっていて感じるのは「保険診療における歯科医院の収益性」は確実に悪化しているということです。
 
 
 
元々、売上から変動費や固定費を差し引いてのこる歯科医院の営業利益は、内科や整形外科の50~60%程度しかなく経営基盤が脆弱です。
 
内科などよりも人件費や設備費がかかるのです。
 
そして診療報酬が低い・・・。
 
 
近年では地価が高騰している都市部の商業地などでの開業は、変動費、人件費・採用費の高騰などにより大きな経営リスクとなっています。
 
 
 
 
こういった厳しい経営環境の中、院長にしていただきたいのは医院が提供する治療コンテンツの収益性の確認です。
 
簡単に言えば、保険の治療ごとにどれ位の収益があるのかを確認するのです。
 
 
 
厳密に言えば「活動基準原価計算」で「利益」ではなく「儲け」を見る必要があるのですが、製造業ではありませんので、「売上-変動費」を見てください。
 
 
 
 
如何でしょうか?
 
売上から変動費を引いて80%以上残っていますか?
 
 
 
昔から「根治は赤字」だと言われてきましたが、医療なので採算度外視で治療されてきたと思います。
 
 
そして、これからも、院長の理想を追求していただきたいのですが、
 
 
「国から貰える診療報酬は減って経費は増えていく」
 
という現実は無視できないのです。
 
 
 
院長は
・地域医療
・スタッフの雇用
・院長家族のライフプラン
 
を守る為に、自衛策を考えていく必要があります。
 
 
 
 
保険診療の収益性が悪化している中でどういう経営対策をおこなうのか?
 
①保険診療の収益性の改善
②保険診療以外の収益の確保
 
をどうやっておこなうのか?
 
 
 
 
経営計画を立てて実行に移してくださいね。
 
 
 
 
 
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