歯科医院経営コーチの森脇康博です。
先生は勤務ドクターやスタッフをどう評価されていますか?
うちの勤務ドクターはなかなか育たない
スタッフが育たない
〇〇さんは努力が足りない
「友人の〇〇歯科の勤務ドクターやスタッフは育ってるのに、うちは・・・」
そう思っておられるなら、先生は「足りない病」にかかっているかもしれません。
足りない病っていったい何でしょうか?
<足りない病の主な症状>
①院内の問題が目立ち焦る
②勤務ドクターやスタッフの短所ばかりが見えだす
③ちょっとしたスタッフのミスで怒ってしまう
④課題を早くクリアしないといけないと気持ちが焦り出す
結果、問題を解決しようと
・新たな課題をどんどん増やし
・スタッフの管理を強化し
・細かいことにダメ出しを始め
スタッフが退職したり売上が低迷し始めるのです。
足りない病には
・自分では罹患していることに気づかない
・自分でコントロールが困難
・幹部スタッフに感染する
という特徴があります。
院長が足りない病に罹患すると、歯科医院経営もスタッフマネジメントも上手くいかなくなります。
そして、院長が焦れば焦るほど状態は悪化していくのです。
足りない病の治療は
・足りない病に罹患していることに気づく
・解決するべき問題は外ではなく自分の心にあることを認める
ことから始まります。
歯科医院経営が厳しくなっている環境で、院長や幹部スタッフが「足りない病」に罹患しやすくなっています。
売上が低迷したり、スタッフが退職した場合には、「足りない病」にかかっていないかを疑ってみてください。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00