歯科医院経営コーチの森脇康博です。
踊る大捜査線での和久さんの名セリフ
「青島、正しいことをしたけりゃ偉くなれ」
いかりや長介さんの名演技にしびれました。
私が37年間関わってきた歯科医科の院長は、「良質の医療サービスを患者に提供したい」という思いで溢れていました。
私がいまサポートしている院長は、
①歯科医療において、ご自身の理想を追求
②スタッフと一緒にチーム医療を高めたい
③スタッフに人として、歯科医療従事者として成長して欲しいし、幸せであって欲しい
④患者と生涯にわたって関わり、健康を守っていきたい
⑤患者とスタッフを守る為に、経営面も重視する
という「三方よし」な方々です。
私は院長と話していて、「歯科医療はどうあるべきか」というご意見や、患者とのストーリーに刺激を頂きます。
そして、私の役割として、院長が歯科医療の視点に傾きすぎたと感じた時には、経営面での提案をさせて頂きバランスが取れる様に心掛けています。
経営的に上手くいく院長は
①歯科医療と経営のバランスが取れている
②スタッフに人として、歯科医療従事者として正しいことを伝える
③ベースはトップダウンでボトムアップも取り入れている
④院長が誰よりも学び、行動している
では、歯科医院の院長が歯科医師として正しいことをしたければどうすればよいのでしょうか?
私は、院長が多くの患者を救うのなら、スタッフを幸せにしたいなら「歯科医療と経営面の両方を妥協しない」しかないと思っています。
もちろん、ご自身のリタイア後も顧みず、地域医療に生涯をかけて取り組まれたドクターを何人も見てきましたので、そういう姿勢を貫かれる院長を尊敬しています。
しかし、私はそういう医療に真っ直ぐなドクターのリタイア後の生活も、守られるべきだと考えてきました。
だから、和久さんになぞらえて言えば、
「多くの患者を救いたいのなら、スタッフを幸せにしたいなら経営面も強化してください」
と伝えたいと思います。
歯科医療と経営を両立させる方法はあります。
いや、経営面とのバランスを取ることで院長が実現したい歯科医療を更に輝かせることが出来るのです。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 17:00