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◆歯科医院経営ブログ

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10年後も生き残る歯科医師、歯科医院の条件  [2019年04月04日]
 
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
10年後の歯科医院経営がどうなっているのか?
 
 
国が何を目指しているのかを知るのは医療政策だけでなく、マクロ経済を見る必要があります。
 
何故なら国にとって「医療」は進める政策の一つに過ぎないからです。
 
 
 
国がこれから医療に求めてくるのは「質」の向上です。
 
・歯科医師としての専門性
・歯科医院としての得意分野
・地域医療を支える経営力
・全人的な歯科医療
・地域におけるネットワーク力
 
保険診療の分野では越えていくハードルがだんだんと高くなるのです。
 
 
 
しかし、歯科医院側がそれに追いついていない。
 
 
 
そのことが臨床研修部会で出された
「オーラルヘルスチームという意識を持たないと、地域包括ケアシステムから 歯科は取り残される」という意見にも表れています。
 
 
少しづつ増えている「か強診」取得の歯科医院も、地域包括ケアにおいて役割を果たしていないということが調査によって明らかになっているのです。
 
 
 
保険診療をベースにした診療において、国が設定した「か強診」の基準をなんとかクリアしていく程度ではダメなのです。
 
中途半端な取組みで満足していたら、限られた資源を分散させ経営の体力を奪うだけになります。「取得」ではなく「活用」することが求められているのです。
 
 
 
 
経営者としての院長は
 
・資源を集中させるのはどこか
・地域でNO1になれる分野はどこか
・その戦略と戦術で地域のシェアを奪えるか
・医院の拡張性は担保できているか
・戦略と戦術によって収益性は改善されるか
 
を考えていかなくてはなりません。
 
 
 
 
「保険治療の売上-保険治療の経費=×利益⇒赤字
 
 
そういう歯科医院が増えています。
しかし医院の収益性が悪化していることに気づいていない院長もいる。
 
薄々気づいていたとしても見てみないふりをしている。
 
 
 
私が歯科医院の経営診断をおこなっていて感じるのは、医院によって収益性に大きな差があるということです。
 
 
「変動費」を使ってどれ位の「限界利益」を生むのか?
 
そして、その収益モデルではどれ位の
・人件費、旅費交通費
・設備費
・広告費
・教育費
・家賃 
 
などが必要なのか?
 
ご自身の医院に置き換えてみてください。
 
 
今後、どの収益モデルを選ぶかが歯科医院経営の未来において決定的な意味を持つからです。
 
 
 
先生の歯科医院が10年後も生き残る為には、「質」を更に高めていくことが必要ですが、資源を集中させていくポイントを決めることも必要です。
 
 
今後、歯科医院のどんな質を高められますか?
 
 
 
 
 
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