歯科医院経営コーチの森脇康博です。
昨日、券売機があるうどん店で昼食を取りました。
このお店、うどんは美味しいのですが「券売機で目的の商品を探すのが難しい」のです。
昨日も、パネルの写真を見て、「鍋焼きうどん」を券売機で探していた男性が、懸命に探していたのですが、ボタンを見つけられずに他のメニューのボタンを押していました。
歯科医院では、患者の話を聴いてドクターが提供する治療法(メニュー)を決めます。
医療だから当たり前なのですが、患者の視点から見ると「不安」でしかないのです。
「何をされるの?」
「いくら請求されるの?」
「自費治療を勧められたら・・・」
初診セットを使って患者に説明する医院もありますが、しない医院も多い。
また、「希望する治療をこの医院ではやっていない」と思って他の医院で治療したら、治療を取り扱っていた。
そんな事も起こっています。
患者は他の医院でサービスを受けたり、他の医院のメニューにある医療サービスを、「かかりつけ医院でもやっていないかな」と思うのですが、院長もスタッフも忙しそうなので聞けないのです。
取扱いを始めたものの「需要が少ない」と思っていた医療サービスは、もしかしたら患者が認知していないだけかもしれません。
提供できる医療サービスをわかり易く患者に伝える。
とても大切です。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00