歯科医院経営コーチの森脇康博です。
昨日、クライアントを訪問した帰り、駅に近い場所にある理髪店に散髪に行きました。
最近、新しくできた様なので楽しみです。
こじんまりしたお店ですが店内も落ち着いていて、オーナーの対応も素晴らしいです。
私:「へぇ~、そうなんですが」「いつ頃からお店をされているんですか?」
オーナー:「もう13年位になります」
私:「そうなんですか」
心の中で・・「えっ、最近開業したんじゃないのか」「車で前を何回も通っているけどいままで気づかなかったぞ」
お店は最近リフォームをした様で外も中もきれいです。
いろいろ考えてみると、すぐ横にモスバーガーへ誘導する電飾看板があり、私は車で通る時にはその看板を見ていたことがわかりました。
いままでモスバーガーの看板に目を取られて気づいていなかったお店の存在を、リフォームされた事によって気づくようになった様です。
人は、
・歩く人
・自転車の人
・バイクの人
・車の人(運転手と同乗者)
で、目の前を通っても見ている景色(情報量)が違います。
情報は同じように入るのですが、脳が必要な情報を選別するからです。
歯科医院の存在をどうやって地域の人達に知ってもらうか?
私は看板や医院の外装を決める前に「ターゲットを決める」ことが大切だと思っています。
歩いている人向けの看板と、車で前を通る人向けの看板では「内容」も「色調」も「大きさ」も「設置場所」も変える必要があるのです。
作り方によって患者の印象が全く違う。
外装や入口も同じです。
親近感を持つ外装があれば、抵抗感を感じる外装や入口があります。
ターゲットにしている患者が
・どこを
・どんな方法で
・どういう理由で
通るのかで認知対策を変えなくてはならないのです。
いや、いままで理容店に気づかなかったのが申し訳なくもあり、もったいない気もしました。
良い理容店と出逢ったので、これからはそのオーナーにお世話になりたいと思います。