歯科医院経営コーチの森脇康博です。
今回は「勤務ドクターとの信頼関係構築」です。
歯科医院を検索すると、Googleや様々な口コミサイトに口コミが書かれています。
私は口コミ情報の信憑性に疑問を持っています。
だから医療に関する口コミ情報は規制されるべきだと考えていますが、残念ながら口コミ情報を信じる患者は多い様です。
ドクターが院長ひとりの歯科医院と、勤務ドクターが数人いる歯科医院では口コミの傾向が違います。
それは、勤務ドクターが数人いる歯科医院ではプラスの口コミとマイナスの口コミの両方が出てくること。
口コミをみると「院長は優しいのに・・」とか「担当ドクターが変わったら対応が・・・」という書き込みがあります。
歯科医院が大きくなると「院長以外」へのマイナス口コミが生じやすいのです。
先生は勤務ドクターとの信頼関係をどの様に構築されているでしょうか?
スタッフには言いたいことが言えても、勤務ドクターには気をつかってしまう。
そんな院長が多いような気がします。
しかし、勤務ドクターもチームの一員である以上、信頼関係を築きながら「歯科医師として歯科医療としてどうあるべきか」を院長が少しづつ語っていく必要があると私は考えています。
どんな組織も新人を育てていくことは必要です。
しかし、
「新人やスキルの低い人が自分の担当になるのは嫌」
それが患者の本音でもあります。
人は誰もが自分を大切にして欲しいのです。
勤務ドクターとの信頼関係をどう構築し、そして歯科医師として成長してもらうのか。
それが、歯科医院経営にも直結します。
誰が対応しても患者の満足度に差が生まれない歯科医院、
それは勤務ドクターとのベクトルを合わせることから始まります。
一度、勤務ドクターとじっくり話し合ってみてください。