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◆歯科医院経営ブログ

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中大型歯科医院が「二番目」ではダメな理由  [2018年12月13日]
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
今回は「中大型歯科医院が二番目ではダメな理由」です。
 
 
 
中大型歯科医院の戦略は広い診療圏におけるカテゴリーにおいてNO1を目指すことです。
 
 
 
むかし「二番目ではダメなんですか」と発言した議員がいましたが、「二番目ではダメ」なのです(※)。
 
 
※開発費不足からスーパーコンピュータの分野でNO1のポジションを築けなかったことで、日本経済は今後、苦境に立つことが予想されるのですが、その話はまたの機会があれば書きます。
 
 
 
 
 
何故なら、「患者は頭に浮かぶ選択肢のうちのNO1」に行きたいからです。
 
 
 
 
飲食店でも行列のあるお店に並ぶ人が多いのと同じで、
「患者が多い=みんなに支持されている」と人は考えるのです。
 
 
 
院長は「〇〇と言えば○○歯科医院」というブランド・イメージを患者の頭の中に築く必要があります。
 
先生の歯科医院が患者の頭の中の好感度で2位であっても、1位の歯科医院が経営対策によりブランドイメージを更に高めると、そのカテゴリーにおけるシェアを予想以上に奪われてしまうのです。
 
 
 
だから、院長はそのカテゴリーにおけるNO1の地位を「患者の頭の中」に築く対策を怠ることは出来ないのです。
 
 
 
 
 
 
認知の強化はネットとリアルの両方でおこないます。
ネットでの拡散は資金力があれば可能ですが競合は多くなります。
 
 
一方、リアルでの認知は手間がかかり難しい分、一度築いたポジションが奪われにくいといえます。
 
 
 
 
当然、NO1であるかは相対的なものですので、地域の競合歯科医院の戦略を分析して陣地戦を優位にする必要があります。
 
 
 
 
患者ニーズ、地域医療、健康、介護、美容など、どの分野に足場を築くのか?
 
 
ネットワークはどうやって築くのか?
 
 
公的医療保険制度内に築くのかそれとも外に築くのか?
 
サテライト事業でシナジー効果は狙えるのか?
 
 
マンパワーの確保をどうするのか?
 
 
いまの開業地でそれが可能なのか?それとも移転すべきなのか?
 
 
 
 
診療圏をじっと眺めていても何も見えませんので、地域と自院の未来を分析し決断してください。
 
 
 
売上が10%下がると利益が80%下がります。固定費を賄う為に必要な資金が多い中大型歯科医院は安定して売上を増やす為の対策を早め早めにおこなう事が不可欠なのです。
 
 
 
 
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