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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の立地どう考えれば良いの?  [2018年11月04日]
歯科医院経営コンサルタントの森脇康博です。
 
 
今回は「歯科医院の立地」です。
 
 
歯科医院を開業する時、立地はとても重要です。
患者に認知されやすく、配荷率を高められますので有利になるからです。
 
ただ、収益モデルによって探す立地は変わりますし、都市部の周辺では「地域ブランド」の影響を大きく受けます。それらを勘案して自分で開業場所を見つける必要があるのです(不動産業者に頼り過ぎてはいけません)。
 
 
 
 
立地の悪い場所ですでに開業している場合
 
 
ただ、すでに開業している場合には移転しない限りどうしようもありませんので、現在の場所での対策を立てなければなりません。
 
 
 
まず、第一に考えなければならないのは現在の患者がどこから、どういう交通手段を使って来院しているか?を調べる必要があるということです。
 
①殆どの患者が半径1kmまでの距離から徒歩や自転車で通院している。
②不便な場所にあるので車で来院する患者が多い
③乗降客が少ない駅前にあり、仕事を終えてから来院する患者が多い
④お客が少ないショッピングモール内にあり、買い物と併せて来院する人が多い
 
など、まず現状をしっかりと把握するのです。
 
 
 
次に地域に住む人の生活動線を調べます。
どういう患者層をターゲットにすれば良いのかを決める為には、自分の目で視ることをお勧めします。
 
そして、
そのターゲット層は?何を提供するれば立地が悪くても、遠くても来院してくれるのか?を考えるのです。
 
勿論、院内のオペレーションの質を高めたり、インテリアをターゲット層に合せたりしながら広告での表現方法を決めていきます。
 
 
 
これらすべての対策を大胆におこなわなければ、経営が改善する見込みはありません。
 
立地が悪いほど、遠くから患者を惹きつける明確な理由が必要です。
 
 
 
 
立地が悪い場所のメリットを活かす
 
 
遠い場所から患者を集めることが出来る治療コンテンツやサービス等を持っているなら、立地にこだわる必要はありません。
 
 
一般的に立地が良いと家賃が高くなり、立地が悪いと家賃が安くなりますので、立地が悪いところで収益性が高いモデルでの集患を実現できれば、設備や再投資において優位性を保て、歯科医療ニーズの変化にも対応し易いのです。
 
 
 
立地が悪いところの優位性を生かして、
 
 
「患者の心理的ハードル < 患者が不便でも通院したくなる魅力」
 
をどうやって成立させるのか?
 
 
 
一度、お考えください。
 
 
 
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