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◆歯科医院経営ブログ

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患者の価値観と歯科医院経営の軸  [2018年11月01日]
歯科医院経営コンサルタントの森脇康博です。
 
 
今回は「患者の価値観と歯科医院経営の軸」について
 
今朝のニュースで飲食店での「無断キャンセル」にキャンセル料を支払わせるという方針を業界団体が打ち出した、報じていました。
 
歯科医院でもFacebookで口コミサイトが問題になりました。
確かに集患効果?はある口コミサイト。苦労しないで患者を獲得できると活用する院長もいるでしょう。
 
しかし、先生がもし「健康観の高い患者に長く通ってもらいたい」とお考えであれば経営の軸がブレていることになります。
 
人の価値観は様々ですが、価値観によって「どの情報を重視するか」が変わるからです。
 
そして「手軽に手に入れた物(情報)の価値は低い」のです。
 
だから、外部のネットのサイトで予約した契約はキャンセルされやすくなります。
 
「手軽さ」を経営の軸にするのであれば経営の体力が必要ですし、競合を圧倒するスケールが必要です。また、「手軽さ」の経営軸はより大きな「手軽さ」に簡単に負けてしまうのです。
 
レッドオーシャンを勝ち抜く自信があれば別ですが・・・。
※上記のことを理解した上で戦術的に使う院長もいます。
 
このことは院内での患者対応でも言えます。
 
院長やスタッフが患者にかける言葉が「治療の価値を下げる」「医院の価値を下げる」場面を目撃するからです。
 
患者に譲歩してあげるべき事と、してはいけない事があるのです。
 
歯科医院がネットや患者コミュニケーションで無意識に発信しているメッセージに共感する患者が集まっています。
 
だから、急患や主訴のみ患者、キャンセル・治療中断が多いのなら、院長がそういう価値観の患者層にメッセージを発信しているのです。
 
ルールを守らない患者に「モグラたたき」をする前に、改めるべきことがあると思います。
 
 
経営の軸をブラしてはならないのです。
 
 
 
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