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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の組織の硬直化が医院経営に及ぼす影響とは?  [2024年03月30日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院は院長のお考えによって色々な組織形態が存在します。
そんな中で一番強いなと感じる組織が「チームメンバーの手によって院内が進化しチームメンバー個々も成長環境を求めている組織」です。
チームの中に「変化」を受入れる文化が根づいていて変化することへの抵抗がない。
そしてチームの理想を実現していくには「変化(進化)」が不可欠だと考えてチームメンバー自らが変化を作り出しているのです。
 
 
 
日本人は変化に弱い人の割合が多く、そういう人の割合が多い組織ではストレスがかかる新たな分野へのチャレンジは起こりにくい。
しかし、人間は少しづつ進む変化には対応できますしストレス耐性も強化されていきますので、いかに変化を続ける院内環境を作れるのかが医院が掲げる理想を達成する為に必要なのです。
 
 
 
 
 
長年、変化をしていない組織では新たな負荷をかけられる許容範囲が狭く、少しの負荷がかかっただけでスタッフに「反対」される様になります。
とくに長年いるスタッフには自分を不安にさせるお局的存在がいなくなり発言しやすくなりますので、自分の意見の正当性を主張し新たな負荷から逃れようとするのです。
以前に、「変化しない環境が続けばスタッフは300kgの鉄球になりビクともしなくなる」とブログで書きましたが変化しない環境こそが歯科医院運営の最大の敵なのです。
 
 
 
変化しない状態が長く続けば続くほど組織は硬直化し活力を失っていく。
そして外部環境の変化についていけずに経営的にも苦戦していく様になるのです。
 
 
 
院長の新たな提案にスタッフが反対する理由の多くは、
 
・時間がない
・人が足りない
・必要性を感じない
・今のままで問題が無い
・知識がない
等々・・・
 
これらは新たな負荷に対して脳がストレスを感じた時に出てくる言葉なので、こういう意見が多く出てくる組織は危険だと感じます。
 
 
 
 
歯科医院が変化を続ける必要がある理由はいままで何回も書いてきました。
それは、
 
・歯科医療需要と国の医療政策が変わるから
・開業している地域の経営環境が変わっていくから
 
です。
 
 
とくに令和6年歯科診療報酬改定では国の医療政策の在り方が大きく変化していることが診療報酬体系でも表現されており、今までと同じことをやっていては算定できる点数がどんどん減っていくことを示したのです。
 
 
 
 
経営者は現段階で経営が順調であっても「一歩先は崖かもしれない」という危機感を持って対策を進める必要がある。
そして理念をもとに「変化し進化し続ける事の必要性」をチームメンバーに話し、常に変化していく環境で心理的にも安定しているチームを作りあげる必要があるのです。
 
 
 
 
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