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◆歯科医院経営ブログ

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患者はどんな歯科医院を魅力に感じるのか?  [2024年03月23日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
さて、先生の歯科医院にはどんな価値観を持った患者が集まっていますか?
保険診療で「予防」は出来ませんが疾患を抱える人への「重症化予防」は出来る時代になってきました。
今後は若い人を中心に「う蝕」「歯周病」に関しては問題が無い人の割合は少しづつ増えていきますし、実際に歯科医院に通院する若い患者は減っています。
 
 
一方で口腔内の状態が悪く急患で電話をしてくる人も増えています。
 
 
 
 
先生が行っている診療や経営対策の通りに患者は集まってくる。
私はそう考えています。
 
例えば、「健康観が高い人が口腔内の健康を守っていくのに寄り添いたい」と先生が考えていても、先生の医院に飛び込みの急患が多ければ患者には「利便性が良い歯科医院」だと映っているのです。
 
 
 
つまり、患者の口腔内の健康への重要度はマチマチであり患者が歯科医院に求めることもマチマチ。
だから、先生が集めたいと思っている患者層に支持される医院を作って広告や院内で表現できているのか?が問われるのです。
 
 
 
 
一般的には、患者の健康観が高ければ高いほど求められる品質は高くなります。
それは医院の内装という話ではなく、患者が自分の扱われ方に満足できたのか?で決まる。
 
つまり質の高い空間づくりを目指していても実際には野戦病院のような院内であれば患者は居心地が悪くなるのです。
 
 
 
 
一方、急患に支持される歯科医院は簡単に作れます。
先生がそれを望んでいるのかと治療品質は別にして急性症状で診てくれる歯科医院を探している患者は一定数いるからです。
ただ、応急処置は望んでも継続的治療に通う患者の割合は低下しますので、それを受入れる覚悟が必要なのです。
「今度はちゃんと治療します」と患者が言ったから一生懸命治療してあげたのに来なくなった・・・と落胆した院長の話をよく聞くのです。
 
 
 
 
患者のニーズに合わせて歯科医院を構築するのか?それとも院長とチームメンバーが大切にしたい患者を集めていくのか?は先生しだいですが、「患者はどんな歯科医院を魅力に感じるのか?」の前に「どんな患者に支持される歯科医院にしたいのか?」を明確にして院内を理想に近づけていただければと思います。
 
 
 
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