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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が考えるべきマーケティングの基本とは?  [2023年10月24日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営を発展させる為に院長は多くのことを考えなくてはなりません。
 
 
まず、先生の治療技術や所有する経営資源はどの患者層に支持されるのかを考えます。
ここでは仮に40歳~60歳位のパートで働く既婚の女性とします(ターゲット)。
 
 
次に、先生の医院が提供する
・治療コンテンツ
・医療サービス
 
がターゲットにとって魅力的になる為にどんな要素やサービスを付加すれば良いのかを考える。
その為にはターゲットがどんなニーズを持ちどんな状況で来院するのかを考える必要があるのです。
 
 
 
例えば、午後3時にパート勤務を終え、歯の治療の後に夕飯の買い物をして慌てて夕飯の支度をする人。
そこに保育所のお迎えが加わる人もいるかも知れません。
 
では、そういう状況にあるターゲットは何を提供すれば先生の医院を選んでくれるでしょうか?
 
 
 
 
最近は働く女性が増えたことでクリーニング店や保育所なども駅中や駅前に出店しています。
スーパーマーケットも駅前にあったり住宅地にあるスーパーマーケットは夜遅くまで営業していたり、事業者も顧客が置かれている状況の変化に対応しているのです。
 
私が経営環境分析のご依頼を頂いて地域の状況を調べる時もスーパーマーケットの地域の配置や営業時間を調べますし、地域住民の日常生活パターンを調べていくと「誰?」をターゲットにすれば効果的なのかも見えてくるのです。
 
 
 
 
大きな歯科医院には大きな歯科医院に合うマーケティング手法がありますし、小規模零細歯科医院には大きな歯科医院と競合しないポジショニング方法がある。
つまり、
 
・院長の治療技術と診療スタイル
・人材や設備などの経営資源
・医院メンバーが表現できる魅力
 
を使って地域のどの患者層に必要としてもらうのかを先ずは考えるべきで「地域の皆に来て欲しい」では成果は出せない。
 
マーケティングを考えていなくても口コミで患者が増えていく医院はありますがそれはほんの一部なのです。
 
 
 
 
 
診療圏の広さもマーケティング手法の優劣で変わる。
 
マーケティングの視点から「患者は増えないだろうな」と感じる医院の多くはやはり患者は多くはないのです。
 
 
先生の医院はマーケティングにおいて整合性がとれていますか?
 
 
 
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