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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の診療スタッフには未来が見えているか?  [2023年10月19日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
「歯科助手」と院長が言えば「助手」にしか成長しない。
だから私は「診療スタッフ」と呼んでいますしクライアントの院長にもそうお話しています。
 
 
人は自分の未来がある程度見えて、その未来に希望があれば成長する為のモチベーションを維持できる。
しかし診療スタッフの役割は医院によってバラバラであり、「この環境で働いても希望を持てないな」と感じることも多いのです。
 
 
 
 
実際に歯科医院の診療スタッフのレベルは医院によって全く違います。
 
・レベルの高い歯科治療に関する知識を持ち、医療行為は出来ないものの院長の右腕となっている
・医院の予約診療を完全にコントロールし、そのスタッフが司令塔になって技術者が動いている
・患者の感情に寄り添い、患者が来院すれば真っ先にそのスタッフを探して話しかける
・組織マネジメントの能力が高く、コンセプチュアルスキルも身につけている
・課題達成能力が高く、アクションプランの課題をどんどん解決していける
・集団維持力が高く、悩める若いスタッフの相談相手になりながら成長に導ける
・患者との心理的距離を一瞬で縮めることができ、患者の本音を引き出せる
 
なんて、凄い能力を身につけている診療スタッフもいるのです。
しかし、院長が診療スタッフが輝くためのステージを用意できなければ成長できずにいますし、成長したいと思った診療スタッフは転職していく。
 
本当にもったいないなぁと感じます。
 
 
 
過去にいろんな歯科医院の診療スタッフとの個人面談でも「この人の可能性は凄いな」と思える方もいっぱいいましたし、実際に院長とステージを用意すると驚くほどのスピードで能力を開放して加速的に成長していきました。
 
しかし、残念なのは多くの歯科医院で診療スタッフが力を発揮できるステージを用意できていませんし、そのスタッフが持っている潜在能力に気づいていないのです。
だから貴重な人財が歯科界から離れていく・・・。
 
 
 
 
長年、歯科医院に関わっていますので歯科の院長がスタッフマネジメントが苦手であることが多いことは十分に理解していますし、真摯に歯科医療に取り組まれる不器用な院長を応援する為に私は活動しているのですが、それにしても診療スタッフの成長への取り組みが後回しにされている事が多い。
過去には「院長が大切にしたいのは歯科衛生士なんです」と言った診療スタッフもいました。
 
 
でもだから、院内から問題が無くなっていかないし組織が成長していかない。
そう感じるのです。
 
 
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