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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のバディ制度は機能しているか?  [2023年05月17日]
 
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院でスタッフ採用で有利になる為には雇用環境だけでなく院内の教育制度がどれだけ充実しているのかが重要だと感じます。
特に新卒の歯科衛生士は技術を教えてもらえる環境がないまま患者を診ることになれば退職する可能性が高くなりますので、新卒を迎え入れるなら院長は教育制度の整備を進める必要があるのです。
 
比較的大きな歯科医院ではブラザーシスター制度(バディ制度等)を導入しており一見手厚い様にも思えるのですが、なかには制度が機能しておらずバディがいるのに退職の意志を最初に聞いたのがバディではなかったという事も起こっているのです。
 
 
 
では、ここでバディ制度を導入しておられる院長に質問です。
 
先生の医院のサポート担当スタッフは「バディ制度」で自分が何をするべきなのかを理解しているでしょうか?
何を教え、月にどれ位話し、どんなサポートをしてどんな関係になることが役割だと考えているのでしょうか?
仕事を教えるだけがバディの役割だと勘違いしていないでしょうか?
 
 
また、バディとしての正しい在り方を誰が明確にし、サポートする側の心構えを誰がどの様に指導しているのでしょうか?
採用の目的が何であり、採用にどれ位のコストがかかっていて、新卒スタッフが退職することの責任をどれ位感じているのでしょうか?
 
 
バディ制度が機能しているのかは簡単に分かります。
サポート担当のスタッフが新卒スタッフのパーソナルな情報をどれ位知っていて、現在のメンタルの状態を把握しているのかを幹部スタッフが質問すれば良いのです。
また、状況に応じて定期的に報告する様に仕組化すれば良いと思います。
 
もし、先輩バディが新卒スタッフと積極的に関わろうとしていなければ質問には答えられないでしょう。
 
 
 
 
バディ制度を作っても機能していなければ意味がありません。
新卒スタッフが新人に必ず立ちはだかる壁を乗り越えれば、「壁を乗り越えた」ことが顔に表れる。
これは幹部スタッフとよく話題にすることですが、次の壁に立ち向かえる準備が出来ていないのに負荷を増やしていけばどこかで心が折れてしまうのです。
 
 
 
先輩バディの本来の役割は新卒スタッフの心が折れないように寄り添い心のコップを上に向かせ続けること。
それが出来ていなければ先輩バディを一から指導していく必要があるのです。
 
 
先生の医院でも一度、どうなっているのかを確認してみてくださいね。
 
 
 
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