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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長と医院は白鳥の様に大空に舞うことが出来るのか?  [2022年05月21日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院に関わっていると色々な価値観をお持ちの院長と出会います。
 
私は少々個性的であっても真摯に歯科医療に取り組まれる院長が大好きで、スタッフと患者と理想の地域医療を作っていただきたいと願っています。
 
 
逆にビジネスライクな院長には一切興味がありません。
マーケティングの知識を身につけて経営的成果を嬉しそうに話されますが、院長から歯科医師としての品格を感じなければ「この先、苦労されるだろうな・・・」と思うのです。
 
 
 
 
もちろん、歯科医院経営にマーケティングや管理会計の技術が必要なのは間違いありません。しかし、歯科医療において地域の信頼を勝ち取るには院長の「表面(2/3)」が歯科医療従事者でなければならないのです。
 
 
白鳥のように周りから見えている部分は優雅(医療)であって、見えていない部分では経営的努力が続けられている。
 
勤務ドクターやスタッフの歯科医療従事者としての心や技術が少しづつ育ってくれば、経営幹部として経営に関して相談できるスタッフが増えてきて、院長が一人で孤独に抱えてきた荷物を一緒に持ってくれる様になるのです。
 
すると表面の歯科医療の質も経営的成果も飛躍的に伸びていく。
 
 
 
 
院長の表面が「ビジネス」でスタッフの成長度に関わらず同じ経営的成果を追いかける環境を作っていれば、スタッフの表面も「自己保存」となり歯科医療従事者としては成長しません。
 
院長の「目的=利益」ですので、スタッフも自分の利益を最大化することを考える。
 
すると組織が大きくなるのに合わせて様々な問題が発生するのです。
 
 
 
歯科医院を単に経営面だけで大きくすることはそんなに難しいことではありません。
 
医療としての質の向上やスタッフの労働環境改善を成立させていく為の経営的土台づくりを、保険医療を担いながら実現していくのに経営のノウハウが必要なのです。
 
 
 
ビジネスライクな院長の下ではスタッフの歯科医療従事者としての心は育ちません。
スタッフは「うちの院長は口を開けばお金の話なんです・・・」と悲しそうに話してくれます。
 
でも、そんな事を続けていると・・・、
院長が白鳥(歯科医院)を大空に飛び立たせようとしても足に水草が絡まり飛び立てない。または羽の力が弱くて重い胴体を持ち上げられない・・・。
 
人が退職して補充に追われる・・・。
 
そういう組織になっていきます。
 
 
組織の作り方を間違えれば残念な未来が待っているのです。
 
 
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