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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長はどれだけの経営リスクを解消できるのか?  [2022年04月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営に限らず、どんな企業や団体の経営にもリスクはつきものです。
 
そして、経営リスクには
 
・短期的リスク
・中期的リスク
・長期的リスク
 
また、
・直接リスク
・関節リスク
 
があります。
 
例えば長期的リスクの一つに「デジタルヘルスケア時代への対応」があります。
しかし、2030年頃からは確実に進む変化であってもイノベーターで動くかアーリーアダプターで動くのかは院長と地域によって違う。
 
そして直接リスクは診療報酬改定や国の医療政策であり、間接的リスクは地域経済や少子高齢化などの経営環境の変化を指すのです。
 
 
 
 
多くの院長はこれらの経営リスクを想定して動くことが出来ておらず、リスクを放置して経営問題が起こったとしても対処できずにいるのです。
 
 
代表的なものには、
 
・診療報酬改定への事前事後対応
・歯科衛生士、診療スタッフ、受付スタッフのライフイベントへの対応
・収益性悪化の兆候の把握と対策
・国の医療政策への対応
・地域の少子高齢化への対応
 
などがあります。
 
 
 
例えば、診療報酬改定では「いままで通りの診療で増点となるもの」の割合が減り、新たに取り組まなければ点数算定が出来ないものの割合が増えました。
このことから次回の改定も同じ傾向になることが予想できるのです。
 
 
また、う蝕患者が減って歯周病や口腔機能の管理が増えていく事から歯科衛生士を採用して、ライフイベントを乗り越えて長く働いてもらえる環境を整備しなければならないことも予測できた。
 
 
また、働く女性や高齢者が増加し続けていることから地域によっては平日の昼間に来院できる患者が減ることも、患者の高齢化が進んでいることから「広い駐車場」「バリアフリー」「土足化」などを検討しなければならないことも予測できたのです。
 
 
 
 
成功される歯科医院の院長はこういう経営リスクへの対応が早い。
 
そして経営がジリ貧になっていく医院の院長は決断と実行が遅く、自ら打てる手を減らしてしまうのです。
 
 
経営リスクをどれだけ早くに発見し、そして適切なタイミングで解消できるのか。
 
そのことが経営者である院長にとって何よりも必要な時代になっているのです。
 
 
先生はどちらのタイプでしょうか?
 
どちらを選ぶのも先生の自由ですが、結果は受け入れなければならない。
 
そう思うのです。
 
 
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テーマ:経営環境の変化
Posted at 05:00
 
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