おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
患者に質の高い歯科医療を提供していきたいのならばマーケティングを強化することが必要。
私はそう考えています。
固定費が増え続け設備投資に多額のお金が必要になる時代において、それを賄う収益を確保できる体質を作ることが医療機関経営にとって命題となっているからです。
収益性を高めないと人にも設備にも投資できない。
もちろん、ランチェスター戦略における「強者」か「弱者」なのかで戦略は変わります。
「強者」ではないのに強者と闘う院長は経営的に疲弊していきます。「弱者」は弱者としての闘い方があることを知らない院長が多い気がします。
どんな戦略を立て歯科医院経営をおこなうのか?
それがすべての院長に必要な時代になっていきます。
保険診療中心でもやり方次第で生き残ることが出来ますし、逆に自費診療で生き残るには院長の歯科医師として経営者としての能力が問われるので誰でもマネできる訳ではないのです。
院長や医院が所有する経営資源と開業地の経営環境などと照らし合わせて経営の最適化を図る方法、それがマーケティングです。
地域にどんな医療需要があり、どんな治療を提供すれば地域の方々に喜ばれるのか?を徹底的に考え実現していくのです。
この方法を「マーケットイン」と言います。
自分が拘っている商品の価値を地域に浸透させて需要を生む「プロダクトアウト」という手法もありますが、歯科医院では最初のうちはマーケットインの手法を取り入れた方が良いのです。
開業1年目で売上1億円を達成できるクラスの院長はプロダクトアウトにチャレンジしても良いかもしれません。
では、次回からマーケティングに関して書いていきたいと思います。
テーマ:マーケティング、ブランディング
Posted at 05:00