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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その95 診断とカンファレンス  [2021年11月03日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が歯科医院に関わっていて感じるのはドクターにとって「診断力」を高めることが重要だということ。
 
もちろん、「治療技術」「治療計画立案力」「治療提案力」も磨くことは大切です。
 
 
しかし、歯科衛生士や診療スタッフの声を聴いても患者の意見を聴いても、出てくる意見の多くは
 
「ドクターがちゃんと診断をしてくれない」なのです。
 
 
 
 
歯科治療は診断(再評価を含む)によって「患者の現在地」が明確になり、「健康な状態(理想)」との差を埋める為に「治療提案」がされます。
 
しかし、日常診療のなかでドクターがしっかり診断をしてくれないと、患者も、歯科衛生士も、診療スタッフも、受付も「現在地」が分からずに困ることになるのです。
 
 
 
例えば、ドクターが歯周病の診断をしてくれないと歯科衛生士は施術を進めていくべき指針を得られません。
 
歯科衛生士枠に入った患者のチェックをドクターがする場合にも再評価をしっかりしてくれないと歯科衛生士は患者に詳しい説明ができずに困ることになるのです。
 
ドクターが診断した内容をカンファレンスなどでチームメンバーと共有し、病気の改善の為に協力し合うことができればチームはどんどん成長していくことができるでしょう。
 
 
 
その為にまずドクターがしっかりと全顎的な診断をし、その診断内容と意味、治療方針をカンファレンスでチームメンバーと共有することから始めなくてはいけないのです。
 
もちろん、診断力を高めるには治療技術を高めていくことが必要なのは言うまでもありません。
 
 
 
 
ドクターが全顎的に患者の病気やリスクを診断し治療提案や生活改善提案をしていくことがこれからの歯科医療には求められますし、その事が歯科衛生士とドクターを成長させ経営を安定させていくことにも繋がるのです。
 
院内での歯科衛生士や歯科技工士との連携に加えて院外での連携の強化もこれから重要なテーマとなっていきます。
 
 
 
 
国が「歯科医師の資質向上」を話し合う時代において、歯科医師としての資質を向上させる取り組みなしに歯科医院経営が成立する訳はないのです。
 
さて先生はその為にどんな事に取組まれていますか?
 
 
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