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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その79 歯科医院の診療圏  [2021年10月15日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
人は日常生活の為に移動します。しかし、必要なお店などが徒歩の範囲に揃っていればそれ以上の移動はしない。
 
しかし、生活に必要なお店が近くにないと生活圏は拡がります。
 
高校に入学したり仕事を始めると学校や職場がある場所の周辺も行動範囲になり、交友関係によっても行動範囲は拡がります。
 
 
 
ただ、定年を迎え趣味などがないとだんだん行動範囲は狭くなってくるのです。
 
最近の様にネットで必要な商品が届き、オンラインで打合せが出来るようになってくると移動しなくても用事が出来るようになり、国民の移動の総量は減少していく。
 
国がコロナ対策とデジタル社会推進として経済界に働きかけている在宅ワークも同様に人の移動に影響を及ぼし、国民の消費傾向も巣ごもり需要にシフトしています。このことによって地域経済は大きな影響を受け、事業を継続できない事業者が増えていけば地域の人の流れは変わるのです。
 
 
 
地域の昼間人口も変化してきていると感じます。
実際にいままで家の近くで働いていた人が仕事を求めて始発電車で遠くまで働きに出かけている。5時発の始発電車が満員になるのを私は見ているのです。
 
 
地域の人の流れが変わり人流が抑制されることは地域の交通機関にも影響を及ぼします。
 
人手不足や需要減による不採算化が影響して減便になったり廃線になったりする可能性も高くなる。
 
 
 
 
 
これから歯科医院は地域の人たちの生活圏が変わり行動が変わることによる影響を少しづつ受けていくのです。
 
 
もちろん、歯科治療は来院しないと出来ませんので患者はその為に移動することになるのですが、行動パターンが変われば選ぶ歯科医院も変わる。
 
働き方改革によって働く人が増えていますので平日の昼間は治療に来れない。じゃあ、患者ニーズに対応する為に「夜遅くまで診療」「日祝の診療」が出来るかと言えば、今度は働いてくれるスタッフが採用できなくなるのです。
 
 
 
 
これからの時代は、「徒歩や自転車による診療圏」で歯科医院を経営するのか、それとも「診療圏を拡げて遠くからも患者を集める」のかを決めることが大切です。
 
もちろん、診療圏を拡げるには戦略が必要ですし強い競合と闘うことが必要になります。
 
 
 
地域の人の流れや生活圏が変化していく時代に先生はどんな戦略を立て地域の信頼を勝ち取るのでしょうか?
 
一度、ご自分で地域の未来の経営環境について分析してみてくださいね。
 
 
 
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テーマ:経営環境の変化
Posted at 05:00
 
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