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◆歯科医院経営ブログ

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さて問題です。医院の周り2km圏内に人が住んでいなければどうする?  [2021年02月26日]
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おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
例えば、先生の医院の周囲2km圏内に人が住んでいなくて、電車もバスも通っていないとしたらどうしますか?
 
医院の周りには広大な空き地が広がっています。
 
来院するとしたら車か自転車か徒歩か・・・。
 
2km以上離れた住宅地には歯科医院がいっぱいあって徒歩圏内なのです。
 
 
 
 
この問題を「そんな環境では無理」と考えるか、それとも「何の問題もなく患者が来院するようにできる」と考えるかで歯科医院の未来は変わるのです。
 
何故なら、医院の実力によって診療圏の広さが違うからです。
 
 
 
 
医院の半径2km圏内からしか患者を集められない院長はこれから経営で苦戦していきます。
多くの地域で人口が減少し少子高齢化が進むからです。
 
 
 
たぶん、大きな歯科医院の院長はこの問題は難しくないと考え、小規模歯科医院の院長ほど問題の解決は難しいと考えるでしょう。
 
 
私も問題の解決は難しくないと考えます。
 
だって周囲2km圏内は空き地だということは競合もいないし目立つ。
 
空き地もたくさんあるので拡張性は抜群です。
 
 
 
要は「どうすればここに人が集まる仕組みを作れるか?」という一点に尽きるのです。
 
まず、電車もバスも通っていないので車で患者が来院することを前提として考えます。
 
 
 
発想を変えれば色んなアイデアが出てくる。
 
お勧めはしませんが、例えば夜8時から朝9時まで診療している医院を作れば患者は遠くからでも集まります。
 
実際にされている歯科医院がありますよね。
 
 
 
他にも人を集めるのなら歯科医院のコンテンツだけに絞らなくても良いのです。
 
実際にクライアントと進めていることなので具体的には書きませんが、いろんな方法が考えられると思います。
 
 
 
 
この問いの様に、多くの人が「難しい」と考えることにこそチャンスがあり競合との差別化ができるのです。
 
 
みんなが進む方向はレッドオーシャンなので力のある医院が勝つことが決まっている。
 
大きな医院は診療圏を広げ、有望な歯科医院への同質化戦略を取り、最新の治療を導入して治療技術も他院を圧倒する力を持つ必要があります。
 
そして、その上で診診連携や病診連携、介護との連携も進め、他業種や行政からも頼られる存在を目指すのです。
 
 
 
小規模歯科医院は大きな歯科医院と治療コンテンツが重なれば埋没してしまいます。
 
だから需要が眠っているニッチな場所にポジショニングする。
 
 
問題はユニット5~10台程度の中規模歯科医院です。
大きな歯科医院を目指すのか?それとも今の規模で頑張るのかが明確でないことも多く、マンパワーが不足することによって低迷している医院も多いからです。
 
ユニット数が増えて人件費などの固定費負担が大きい割には収益性が悪い医院も多い(一人当たり生産性が低い)。
 
だから、いち早く現状から抜け出す必要があります。
 
患者の長期管理やスタッフの長期雇用を実現するのには経営の体力が必要ですので、どっちを向いて進むのかを早く決めないと生き残れないのです。
 
 
 
 
院長が、自分はどこにいてどう進めば良いのかを知っている。
 
 
それができる院長のみが未来を切り開いていけるのです。
 
 
そうそう、冒頭の質問について考えてみてくださいね。
 
問題を解ける院長でなければこれからの10年は乗り越えられないと思います。
 
 
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