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おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
三日坊主の話は今日で完結です。
私はスタッフ面談での「なかなか継続できなくて三日坊主になるんです」という相談に、
「そんなの簡単!、目標をみんなに発表してもし実行しなければ一人当たり一日3,000円づつ支払いますと宣言書を書いて」と言います。
するとスタッフは苦笑い。
脳の前頭前野で「こうありたい」と理想の自分がいても、実際には「変化を避け安全を確保する」大脳辺縁系の影響力の方が強い。
だから意志力でなんとかしようと考えるのが間違いで、行動科学的に「そうしなければならない」環境を作ることが大切なのです。
継続できないスタッフと話して「どうしてその目標を達成したいの?」と聞いても、答えが漠然としていることが多い。
答えが漠然としていることが問題ではなく、自分に一歩を踏み出させるスキルが足りないのです。
とかいうと、大抵の場合は書店で継続させるスキルの本を探す人もいるでしょうがそうではないのです。
一度、ご自分の一日の行動パターンをメモ用紙に書き出してみてください。
だいたいは自分で決めた約束を破るのは夕方以降が多いはずです。
意志力や集中力が低下するのは夕方から夜が多い。
だから、自分が決めごとを破るパターン(トリガー)を見つけてそれを防ぐ対策を講じるのです。
もちろん、三日坊主の人は意志力で自分をコントロールできませんので、他の人の力を借りると良いと思います。
「決めた目標を実行できなかったら豪華なランチを毎回ごちそうする」とスタッフに宣言したら、スタッフは喜んで協力してくれますよ(笑)
自分を動機づける一番の方法は「報酬」よりも「痛み」の方が強力ですから、出費という痛みによって目標は必ず実行されるはずです。
さあ、自称「三日坊主」の先生はご自分を動かすスキルについて考え、いますぐ宣言してしまいましょう。
明日になればこのブログの内容も忘れていますから・・・。
テーマ:その他
Posted at 05:00