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おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
「家族の健康観は女性が規定するので女性が通いやすい歯科医院を作ることが大切です」
私はクライアントの院長にこうお伝えしています。
男性は問題解決型で痛い時だけ治療する傾向がある。
一方、女性は健康維持や美容への興味が深く家族の健康を守ろうとするのです(男性脳と女性脳の違いかもしれません)。
しかし、歯科医院の内装や小物、接客サービスや説明資料、オペレーションなどの組立ても男性院長の視点で効率的に作られている事が多いのではないでしょうか。
院長の患者への対応を見て「もっと患者さんに優しくしてあげれば良いのに」と言っているスタッフもいます。
例えば、冬の時期であれば女性はブーツやコート、バッグを院内のどこに置けば良いのか迷うでしょう。
今年はロングブーツが流行っているようなので尚更ですね。
えっ、いま「治療に来るのにロングブーツ履いて来るなよ」って思いましたか?
それそれ、それが男性視点なのです。
では、子どもを連れたお母さんやこれから子どもを迎えに行くお母さんのニーズは何でしょうか?
男性院長の視点では女性のニーズには応えられない。
そう諦めて女性スタッフの力を借りてはいかがでしょうか?
男女の脳の構造は同じでも何に優れた特徴があるのかは大きく違うのです。
最近では脳梁の太さは同じだということが分かっていますが、女性が右脳を上手く使えることは間違いありません。
持っている能力が違うのだから素直に能力がある人の意見を聴く方が賢明だと思うのです。
以前、ショッピングモールに併設している歯科医院が、患者が買った食材などを保管できる患者用コインロッカー(無料)を設置したという記事を読んだことがありますが、それこそ女性目線だと思うのです。
男性院長なら「買い物するなら治療が終わってからにして」と思うでしょう。
スタッフの力を借りて女性が通いやすい歯科医院を作る。
改善することはいっぱいありますよ。
年内の経営ブログは今日で終わりです。
2021年の経営ブログは4日からスタートします。
2020年、私の経営ブログをお読み頂きましてありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
良いお正月を迎えてくださいね。
Posted at 05:00