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おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
長期管理時代では、
歯科医師として、
歯科衛生士として、
受付・診療スタッフとして、
歯科技工士として、
歯科医院として
のレベルを上げ続けることが求められます。
何故なら、臨床のレベルが低ければ長期管理を望む患者が集まらないからです。
誰もが「定期管理」という提案に魅力を感じて歯科医院に通い続けるという訳ではない。
興味を持つ人とまったく興味がない人は明確に分かれるのです。
そして長期管理に興味を持つ人が求める歯科医院像も決まっている。
院長がその人達が望む歯科医院を作れるかどうかで、先生の医院が長期管理型歯科医院になれるのかどうかが決まるのです。
えっ、最近は急患も増えて調子が良いって??
あっ、それ経営の危険信号です。
先生が「野戦病院」を作りたいならそのままで良いのですが、長期管理をしたいなら拙い状態です。
そんな事をしている間に、患者はどんどん「かかりつけ歯科医院」を決めていきますよ。
一度、かかりつけ歯科医院を決めると中々離れないのをご存知ですか?
日本私立歯科大学協会の調査では、かかりつけ歯科医院をもつ患者の割合が6ポイント増えて7割に到達しました。
前回調査(2016年)では6割でしたので、着実に「かかりつけ歯科医院」を決める人の割合が増えています。
かかりつけ歯科医院の満足度も79.5点と高いですね。
早くかかりつけ患者を確保しなければ、歯科医院を転々と替わっていく人たちで医院が溢れることになりますよ。
治療の患者が増えたと喜ぶのでは駄目です。定期的に通う患者が増えて離脱しないことで患者の健康が守れる。
長期管理をすることで歯科医院の経営も安定させることが出来るのです。
だからどんな患者を増やすのか、誰とつき合って健康を守っていくのかを院長は決めて改革を実行しなければならないのです。
長期管理に魅力を感じる人がどんな歯科医院を求めているのか?
それを院長は具体的にイメージして医院を改革しなければならない。
今後の医療改革の工程表を考慮すると、そうですね改革のタイムリミットは3年程度でしょうか。
その間に「地域の健康ステーション」に近づかなければならない。
頑張ってくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00