歯科医院経営コーチの森脇康博です。
COVID-19の感染爆発による歯科医院経営への影響は地域によって大きな差があります。
患者が大幅に減った医院もあれば、学校の休みやテレワークなどで家にいる住民が治療に訪れ急患が増えている医院もあります。4月は好調だったのに5月に入って患者が減りだした医院もある。
どこの医院もCOVID-19への感染対策の準備を終え、コロナ融資などの申請を終えているでしょう。
申請時期によって融資がいつに実行されるのかが気がかりですが、これで一旦資金ショートを免れることができます。
では、歯科医院のCOVID-19の危機対策におけるステージはいまどこにあるのでしょうか?
私は「売上正常化ステージ」にあると考えています。
すでに感染対策や融資申請を終え、スタッフと患者の不安を解消する対策は終えていなくてはなりませんので、今は平時の売上にどれだけ近づけることができるのかが問われているのです。
特に4月の売上が大きく減少した医院は6月7月の売上を回復させて少なくとも8月には収支分岐点(損益計算書掲載分以外の支払い分もカバーできる収入)を超えなくてはなりません。
でないと血を流し続けることになる。
最終的には院長はこれからCOVID-19の状況がどう変化しても歯科医院経営が成立するよう、経営対策をしなければならないのです(Withコロナ対策)。
では、院長は売上を元に戻すためにどんな経営対策をおこなっているのでしょうか?
売上正常化ステージを乗り越えた院長には次の経営対策ステージが待っています。
頑張って乗り越えましょう。
Posted at 05:00