歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私のホームページを訪れていただく院長の中に、
「歯科医院 患者が来ない」で検索して私のブログをクリックしていただける方が一定数います。
今日は、そんな院長のお悩みに少しだけ寄り添えたらと思います。
歯科医院に患者が来ない理由としては2つ考えられます。
一つ目は地域に認知されていない
歯科医院を開院するときは、
①看板
②ホームページ
③内覧会
④開院チラシ
⑤近隣への挨拶まわり
等で「認知」を拡げますよね。
その認知の拡げ方が間違っているケースです。
看板やホームページを作成して内覧会をすれば、地域に認知されるという勘違いです。
例えば看板の目的、
・認知を獲得するのか
・駐車場を案内するのか
・検索してもらうのか
・クロージングをするのか
・ブランドイメージを伝えるのか
目的を決めずに作成した看板にはあまり効果がありません。
看板の設置場所や情報量の多少も重要ですし、ターゲティングすることも必要です。
看板を見て欲しい人が徒歩なのか、自転車なのか、自動車なのか?
それによって看板の文字の大きさ、カラー、情報量、内容も違います。
看板を見た人がどんな感情を持ち、どんな行動を起こすのか?
それらも計算されていることが大切です。
私はクライアントの医院で、看板とホームページを連動させるマーケティング対策をおこないます。
看板とホームページは業者さんが違うので、連動して対策されることが少ない。
でも、それでは駄目なのです。
看板を見た人がホームページを検索したくなる様に看板をつくる。
これ以上詳しいことは書けませんが、連動させることが大切です。
看板を見た人がホームページを検索した。
この場合は指名検索ですね。
「地域名 〇〇歯科」でホームページに辿りつくことが多いと思います。
しかし、ここでも問題が・・・
指名検索でも医院のホームページがなかなか出てこないことがある。
すると、検索した人が離脱する可能性が高くなります。
「地域名 歯医者」や指名検索で先生のホームページを訪れてもらう為の検索対策が必要です(対策する地域を決めることも必要です)。
毎日何人がホームページを訪問してくれているかを確認し、クリック率を増やす対策を続けるのです。
しかし、さらに問題が発生します。
多くの人が検索して医院のホームページを見ているというデータがあるのに、新患が増えないというケースです。
この場合には「コンバージョン対策」が必要になります。
「患者が来ない」という理由には認知対策以外にも
・来院した患者への対応が拙い
・院長が患者の目の前でスタッフに怒る
・医院が清潔でない
以上のことで地域にマイナス口コミが拡がっている場合
・3階エレベーターなし、坂の上など物理的ハザードがある
・昼間人口が少ない
など、様々な要因があります。
今回はそういった対策は除き、認知・コンバージョン対策に限定して書きます。
少し長くなったので、本日はここまで。
明日に続きを書きますね。
因みに私は、定期サポートのクライアントの「認知」「コンバージョン」対策はおこないますが、認知対策だけ、コンバージョン対策だけというご依頼はお受けしておりません。
広告は院内の魅力の表現法であり、医院の発展とともに広告内容も進化する、と考えているからです。
医院文化を理解せずに医院の魅力は伝えられない為、定期サポートをご依頼いただく院長に限らせていただいております。
Posted at 05:00