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◆歯科医院経営ブログ

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勤務ドクターや衛生士、診療スタッフに自分探しをさせていませんか?  [2019年05月21日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
院長にとってスタッフの退職、ショックですね。
 
 
ある日、
 
スタッフ:「院長すみません、お話が・・・」
 
院長:ドキッ
 
スタッフ:「色々と教えていただいて感謝しているのですが、もっと他のスキルも学んでみたいので、退職したいのですが・・・」
 
院長:「えっ、いま○○さんに退職されると医院が回らないので困るんだけど」「何とか考え直してくれないかな・・・」
 
スタッフ:「・・・・・」
 
 
 
 
 
成長意欲が高いスタッフが増えています。
 
では、そういった意識の高いスタッフが院内でさらに成長できる環境はあるのでしょうか?
 
・院長が求める技術レベル
・院長が求める知識量
・院長が求めるホスピタリティ
・院長が求める空気を読む力
・院長が求める行動再現力
 
 
院長の要求を高いレベルで実現してくれるスタッフ。
 
 
 
そういったスタッフ程、自分の翼を持ちたいと思っているのです。
 
・自分が大切にしている価値観に基づいて
・自分が発想し、計画を考え
 
苦労してもいいから自分の手で実現したい!
 
心が育てば育つほど、自己実現への想いは強くなっていきます。
 
 
 
 
多くの歯科医院では、院長の理想に自分自身を最適化させることを求められます。
 
 
院長にとって大切で、同業や業界に関わる人からみても素晴らしいと認められる「理想」。
 
そうであっても、スタッフにとっては自分の理想ではないのです。
 
 
 
院長が大切なことを伝えているのになかなか伝わらないのは
 
①スタッフの成長度が追いついていない
②スタッフが大切にしている価値観と違う
ことが原因です。
 
 
スタッフが院長の理想と行動に強く共感していればまだ良いのですが、そうでなければ「スタッフの心に育つ理想」と「院長の理想」との間のギャップが拡がっていきます。
 
 
 
 
 
では、現在の歯科医院にいてはスタッフの自己実現は出来ないのでしょうか?
 
そんな事はないと思います。
 
 
一定の基準をクリアしたスタッフが院内・院外で自己表現ができる舞台を、スタッフ主導で創りだし、院長がサポートすることで、成長したいスタッフはそこを目指す様になるのです。
 
 
医院での臨床に関わりながら自己実現を目指す衛生士は増えています。
 
 
 
 
ただ、その前にスタッフがどういう理想を持っていて、何に悩んでいるのかを知らなければなりません。
 
そして、その理想にダメ出しをしない、院長の理想に誘導しないことです。
 
 
 
 
院長がスタッフの自己実現環境を創らなければ、スタッフは外に出て自己実現を目指すことになるのです。
 
 
 
 
 
 
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